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ファーストフード事典

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全国での認知度が高い老舗ファーストフードチェーン「吉野家」

「牛丼と言えば吉野家」と言われる程、全国での認知度が高い老舗チェーンです。甘く煮た牛肉と玉ねぎ、つゆ、そして温かいご飯が安く食べられるとあり、古くから男性客の絶大な支持を得ています。かつては男性客がほとんどを占めていましたが、今では女性ファンも多く、また海外での人気も高まり、幅広い層から支持を得ているチェーンと言えるでしょう。そんな「吉野家」の歴史を追うとともに、その牛丼の魅力について紹介致します。

主力商品

主力商品

みなさんご存じの通り、牛丼を主力商品としています。その牛丼には、どのようなこだわりがあるかご存じですか?おいしくなるために「吉野家」が工夫していることを紹介しましょう。

牛丼に使う牛は、穀物と牧草で育てられています。「吉野家」で使われる牛肉は、「ショートプレート」という部位で、赤身と脂身がよくまじりあってバランスが良いそうです。

冷凍牛肉の解凍から工場へ出荷されるまで、2週間もの時間をかけています。これは、じっくりと解凍することで、うまみ成分がアップし、食感も向上するからという理由から。さらに、店舗へ運送する際は、ふんわりとほぐしてパック詰めし、より熟成がすすむよう工夫がされます。決め手となるたれは、白ワインをベースとした発酵調味料から作ります。そこに生のすりおろし生姜などを加え、低温熟成で仕上げていきます。また、影のわき役、玉ねぎは、メニュー改正により増量。肉の量はそのままですので、以前よりボリュームアップしました。

また、煮汁多めの「つゆだく」、煮汁を入れない「つゆ抜き」、さらには牛肉多めの「頭の大盛り」というオーダーの仕方も吉野家ならではです。

他、「牛皿」というメニューもあり、これは言わば、牛丼のご飯抜き。テイクアウトも可能です。

歴史

1899年(明治32年)、東京・日本橋の魚市場に個人商店「吉野家」が誕生したのがはじまりです。時間が勝負の魚市場の人たちに向けて、「早い、安い、うまい」食べ物を提供しようと生まれたのが牛丼だったのです。その後、関東大震災により、魚市場が日本橋から築地に移転し、同時に吉野家も移転。1958年(昭和33年)、企業化を目指して、株式会社吉野家が設立されました。1973年(昭和48年)には、牛肉の買い付けを目的としたUSA吉野家を設立。同年、神奈川・小田原にフランチャイズ1号店がオープンし、その2年後には、早くも海外進出を図って、1号店はアメリカ・デンバーに開店しました。その後、会社更生手続きが申請され、1983年(昭和58年)にセゾングルーブが資本参加し、新生吉野家がスタートします。その後、台湾、香港、中国、シンガポールへとアジアを中心に拡大し、国内でも店舗数は増え、1998年(平成10年)には日本の全都道府県に出店を達成。2000年代に入ると、BSE問題により、アメリカ産牛肉が輸入禁止に。これにより、牛丼も一時販売休止となります。2年後、輸入が解禁され、牛丼の販売が再開されます。2013年(平成25年)にはアメリカ産牛肉の輸入緩和により、牛丼価格が380円から280円へと値下げされました。2014年(平成26年)には、味・クオリティアップを図り、全メニューの価格も改定されました。