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焼肉屋事典

焼肉屋事典

海外における焼肉文化

日本の三大食ともされ、日本人にとても馴染みのある焼肉ですが、お隣の韓国でも、骨付カルビやサムギョプサルなどの焼肉料理は定番食。アメリカなどでもバーベキューで肉を焼いて食べるなど、国によって様々な焼肉文化が浸透しています。ここではそんな世界各国の焼肉文化や焼肉事情をご紹介。同じ焼肉でも日本とは異なった味わい方や、焼く肉の種類の違いなど、知っていそうで知らなかった文化が満載です。ワールドワイドな焼肉の世界をご覧下さい。

韓国の焼肉文化

韓国の焼肉文化

高麗時代には、すでに宮廷料理として焼肉は存在しており、下味を付けた牛肉を野菜などと一緒に鉄鍋で焼く「ノビアニ」と呼ばれる料理を、高級貴族が初冬の節会に屋外で楽しんでいたと言われています。当時は庶民が口にできる代物ではありませんでしたが、この宮廷料理が応用され、タレに漬け込んだ肉を焼くプルコギが現在の韓国の定番焼肉として浸透しています。

また、韓国の焼肉屋の特徴と言えば、ひとつの店で提供する肉の種類が日本と比べてかなり少ないこと。牛や豚、ホルモンなど、種類ごとに専門店が分かれているのが一般的で、豚肉ひとつ取っても、カルビやバラ肉など、部位による専門店も多数。中には牛カルビと豚カルビを一緒に出す店があるとしても、肉の種類はごくわずか。また、大きな肉は焼いてから店員がハサミで切り分けてくれるのも韓国焼肉の定番スタイルです。

アメリカの焼肉文化

アメリカの代表的な焼肉と言えば、アウトドアで肉を焼いて食べるバーベキュー。州ごとにバーベキュー協会がある程浸透しており、地域によって特徴も様々です。使う肉の種類も、牛肉の他、豚肉や鶏肉、ラム肉など多彩で、ローストや燻製といった時間をかける調理法や、バリエーション豊富な付けダレなど、多種多様な楽しみ方が見られます。

一方、アメリカ国内にある焼肉屋は、日本人や韓国人が経営する店がほとんど。シカゴの韓国街には焼肉店が集中している他、日本の焼肉チェーン店「牛角」もニューヨークをはじめ、シカゴやロサンゼルス、ビバリーヒルズなどにも出店しています。牛角には炙りサーモンや焼きマシュマロの「スモア」など、日本にはない限定メニューもお目見えする他、韓国街にある焼肉屋は比較的高価な店が多いため、牛角のリーズナブルな価格が人気を博しています。

中国の焼肉文化

中国では本来肉と言えば豚肉が主流で、牛肉の消費量は比較的少ないのが特徴でした。昨今の火鍋ブームで牛肉の消費量は上がっているものの、もともと中華料理には網や鉄板で肉を焼いて食べる、という習慣はなく、中国にある焼肉屋はアメリカ同様、日本式か韓国式が主流。国内には上海を中心に焼肉屋が点在し、予約必須の人気店もあります。

また、一般的な焼肉スタイルではありませんが、肉を焼いて食べる観点では、北京ダックも伝統的な焼肉料理と言えるでしょう。

世界各国の焼肉

網や鉄板で焼く焼肉は日本や韓国独自の料理ですが、焼肉とは広い意味で言えば「肉を焼いた料理」。世界各地には様々な焼肉料理が存在し、日本でも多国籍料理店で目にする「サテ」は、スパイスで味付けをした鶏肉や豚肉、羊肉などを串で焼いた物。インドネシアやマレーシア、シンガポールなど、東南アジア各国の郷土料理です。肉を串に刺して焼く料理としては、トルコでは「シシケバブ」、ロシアでは「シャクリ」、ギリシャでは「スブラギ」などの串焼きがあります。