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寿司屋事典

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マグロ大王の異名を取る名物社長が大人気「すしざんまい」

すしざんまいは、東京都中央区築地に本社を構える株式会社喜代村が、関東を中心に展開する寿司チェーン店です。本店は、取引金額で世界最大と言われる魚市場があり、寿司店の激戦区の築地のなかで、深夜でも行列ができる程の人気を誇るお店。売り上げの38%はマグロとなっており、創業者でメディアでの露出も多い名物社長の木村清氏は、マグロ大王の異名を取る程マグロにこだわりがあります。

復活を期す築地の小さな寿司店

復活を期す築地の小さな寿司店

すしざんまいは木村清氏が1979年(昭和54年)9月に創業。1985年(昭和60年)に法人化した株式会社喜代村が、2001年(平成13年)に築地にオープンしました。喜代村は元々、あったか弁当やレンタルビデオ、屋台村の前身とも言うべきカラオケ村など多角的に展開していました。ところが、水産食品・弁当・寿司・商品開発に絞って基軸を作ったところで、金融恐慌のあおりを受けた銀行の借入金トラブルに巻き込まれ、だまし討ちの形で一括返金の書類にサインしてしまいます。木村清氏がすべての業務を整理したあと、手元に残った300万円を元手に1997年(平成9年)築地に開いたのが喜よ寿司というお店。この喜よ寿司が成功を収め、順調に売り上げを伸ばして、築地での基盤を固めていきました。

築地の活性化に貢献

2000年(平成12年)頃、ある築地場外の店舗オーナーから、当時訪問客数が150万人を割り込んだ築地を活性化できないかと相談を受けたことをきっかけに、築地のセールスポイントである寿司を、いつでも食べられる店を作ろうと考えました。定休日もない24時間営業とし、新鮮なネタをいつでも供給できる仕入れルートを活かし、78品目ものネタを常時提供する「すしざんまい」を2001年(平成13年)にオープンしました。

すしざんまい1号店は、良いネタを良心的な料金で提供するとともに、お客とのコミュニケーションを大切にする店づくりが評判となり、35坪、40数席の規模で年間10億円という驚異的な売り上げをたたき出し、築地を中心に少しずつ店舗数を増やしていきました。2015年(平成27年)1月現在、北は北海道から南は熊本県まで54店舗のチェーンとなっています。

マグロ大王

木村清社長は「マグロ大王」の異名をもち、マグロの解体ショーでは自ら包丁を入れるパフォーマンスを披露し、安定供給と乱獲防止のために世界各国に生け簀をつくる程マグロには思い入れがある人物。近年、すしざんまいでは築地中央卸売市場で毎年1月5日に行なわれるマグロの初競りで注目を集めています。例年、テレビや新聞などにも取り上げられる注目度の高いこの競りで、2012年(平成24年)から目下4年連続で競り落としています。特に2012年(平成24年)は史上最高となる5,649万円(1キロあたり21万円)、翌年は1億5,540万円(1キロあたり70万円)もの高値が付き、報道でも高い注目を集めました。その後は競りのライバルが撤退したこともあり、736万円(1キロあたり3万2,000円)、451万円(1キロあたり2万5,000円)と落ち着きをみせています。このマグロは通常よりもはるかに高い仕入額ですが、すしざんまいでは通常価格で提供されています。