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寿司屋事典

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テイクアウトの寿司を扱う「小僧寿し」

小僧寿しは、テイクアウトの寿司を扱うチェーン店。直営店とフランチャイズ店を合わせて、2015年(平成27年)2月現在、日本全国に455店舗を展開しています。「食生活の未来を創造する企業へ」というスローガンを掲げ、そのブランド力を活かしながら、伝統だけにとらわれない独自性のある寿司文化の創造を目指しています。

寿司をお腹いっぱい食べられるように

寿司をお腹いっぱい食べられるように

小僧寿しは1964年(昭和39年)、創業者の山木益次氏が寿司店「スーパー寿司・鮨枡」を開店したことが始まりです。テイクアウト専門という業態ながら、リーズナブルな価格設定が評判になり大繁盛。1968年(昭和43年)にフランチャイズ方式を取り入れ、翌年には100店舗を達成。さらに翌年には「小僧寿し事業部」を開設し、フランチャイズの全国展開に乗り出します。

この「小僧寿し」という名前は、創業者の山木益次氏が志賀直哉の『小僧の神様』という短編小説に由来して名付けました。この小説は秤屋の奉公人である仙吉という小僧が、貴族院の男にお腹いっぱい寿司を食べさせてもらうお話。お客さんが仙吉のようにお寿司をお腹いっぱい食べられる、リーズナブルなお店を目指しました。その後も順調に店舗数を増やしていき、1979年(昭和54年)に加盟店年間総売上で外食産業1位に躍り出ます。1987年(昭和62年)には加盟店2,300店舗を構えるまでに成長し、1991年(平成3年)にチェーン総売上で1,000億円を超えました。回転寿司チェーンの台頭やスーパーやコンビニエンスストアが寿司販売を伸ばしたことによって競争が激化し、現在は業務を縮小したものの、カウンターの立ち食い寿司店やラーメン店など他業態も展開し、ひと味違った小僧寿しを演出しています。

いちばんおいしい寿司を提供したい

商店の奉公人を意味する"小僧"には「社員のすべてが、常に最善を尽くし、お客様に奉じる"小僧"であってほしい」という願いも込められています。それぞれのお店がお客さんを待たせず、寿司が一番おいしい状態で提供できるよう、作業分担を計画して丁寧に手作りしています。特にお米にはこだわっており、研ぐのではなく磨くようにして水を芯まで浸透させていきます。それを大きな炊飯器でたくさん炊いているので、とてもおいしいご飯が炊けます。すし酢を合わせるときは基本に忠実に、木製の飯切りで切るように手早く水分を飛ばしていき、均等に酢が浸透するまで寝かせます。そうしてできた舎利は4時間以内のものだけを使い、つくりたてのおいしさを保っています。

他業種も積極的に拡大

小僧寿しでは他業種ブランドも拡大しています。2012年(平成24年)、従来のテイクアウト専門の店舗とは異なる、立ち食い寿司の「鉢巻太助 築地本店」を東京・築地に開店しました。リーズナブルな価格帯で江戸前の寿司屋を追求し、幅広い年齢層に好まれる定番ネタはもちろん、マグロの創作手巻き寿司など、築地を訪れる外国人観光客が楽しめるような商品もラインナップしています。

新しい試みとして、2014年(平成26年)にはラーメン店「麺や小僧」を出店。本格豚骨スープ×本格鶏ガラスープのラーメンを提供し、首都圏を中心に店舗を展開しています。