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ラーメン屋事典

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長崎チャンポンを全国に知らしめた立役者「リンガーハット」

リンガーハットを手掛ける株式会社リンガーハットは、外食産業を手掛ける複数の会社の持ち株会社です。長崎チャンポンのリンガーハット事業は、子会社のリンガーハットジャパンが行なっています。社名は幕末から明治初期頃まで長崎で活躍したイギリス人実業家のフレデリック・リンガー氏の名前から取ったもの。氏の名前に、響きの良い「小さな家」という意味を持つ「HUT」を組み合わせたもの。2012年(平成24年)に創業から50周年を迎えた、長崎チャンポンを全国的に知らしめた立役者、リンガーハットを紹介していきます。

長崎チャンポンとは

長崎チャンポンとは

「チャンポン」とは、肉にイカ、エビなどの魚介類、ネギなどの野菜やかまぼこといった数10種の具材をラードで炒め、豚骨と鶏ガラで取ったスープで味を調え、そこにチャンポン用の麺を入れて煮立てた物を指します。太い麺と具材の多さが特徴ですが、公正競争規約施行規則別表によると、長崎チャンポン麺は長崎県内で製造され、また「唐あく」と呼ばれる長崎独特のかん水で製麺したものと規定されています。そのため、長崎のチャンポン麺は他で製麺されたものと異なり独特の風味があります。また、長崎チャンポンに影響されたと思われるような麺料理は全国にあります。特に九州地方のご当地チャンポンは、スープや具材などにその特徴を色濃く引き継いでいますし、九州各地の濃厚な豚骨ラーメンも影響を少なからず受けていると言われています。

安心・安全な国産化へ

2006年(平成18年)当時、日本フードサービス協会の会長を務めていたのが株式会社リンガーハット取締役会長の米浜和英氏です。多くの野菜産地を訪れる機会があり、試食するたびに、新鮮な野菜のおいしさを感じたそうです。また、この野菜でリンガーハットのちゃんぽんを作ったら、どんなにおいしいチャンポンができるだろうと考えました。2008年(平成20年)に任期を終えてリンガーハットの業務へ復帰したとき、使用しているすべての野菜を国産化にとの目標を掲げ、1年後から全店で野菜を100%国産化にしました。その後、麺に使う小麦を2010年(平成22年)に、餃子の主原料も2013年(平成25年)にはすべて国産へと切り替えたのです。

長崎ちゃんぽんの名を全国区に

1974年(昭和49年)、現在のリンガーハットの原型である長崎ちゃん麺を長崎市宿町にオープンし、その後、九州地方に出店展開していきました。そして、1979年(昭和54年)に首都圏1号店であるリンガーハット大宮バイパス与野店を埼玉県にオープンさせました。その後も着々と出店を進めていき、現在では関東地方240店舗を始め北海道6、東北地方8、中部地方42、近畿地方35、中国地方12、四国地方3、九州地方181と42都道府県に527店舗を出店する大型チェーン店となりました。

勢いは日本だけに留まらない

2010年(平成22年)には、タイ1号店となるバンコクK-Village店を開店。翌年にアメリカ1号店のリンガーハットサラトガ店を、さらに2012年(平成24年)に台湾・台北市とハワイ1号店をオープンしました。ちなみに、タイ国内での店舗は2012年(平成24年)5月までに4店舗に増えています。