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ラーメン屋事典

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パスタで作った伝統的なスペイン料理「フィデウワ」

「フィデウワ」は、米の代わりに「フィデオ」と言うパスタで作ったパエリアのことです。スペインの一大観光地であるバレンシア州ガンディアや、北東部のカタルーニャ地方でよく食べられる伝統的スペイン料理です。現在では、カタルーニャ地方の郷土料理となっています。主にカタルーニャ沿岸の地域で人気があるようです。古くからイタリアとの取引を盛んだったこともあり、イタリアで好まれるパスタがスペインの伝統的料理のパエリアに取り入れられたとされています。ちなみに、ガンディアでは毎年フィデウワのコンクールが行なわれる程、馴染み深い料理です。

フィデオを含むパスタはアラブ人が伝えた

フィデオを含むパスタはアラブ人が伝えた

1800年代、スペイン国内の都市周辺ではイタリア料理が流行していました。特にバルセロナでは、長い間イタリアと商業的な交流があったため、数多くのイタリア料理の料理人や経営者が誕生しバルセロナの伝統料理の基礎を作っていたのです。パスタはバルセロナでも、もちろんスペイン料理にも使われますが、初めてパスタをスペインに持ち込んだのはアラブ人と言われています。ヨーロッパで最初にパスタを作ったのは、ギリシャ人で、それがアラブ人に広まったあと、13~15世紀頃にスペインに持ち込まれたのです。

米を代替えにして生まれた料理

米が不足していたため、米の代わりに「フィデオ」というパスタでパエリアを作ったことがフィデウワ誕生の秘密です。また、一説には米を忘れた漁師が船の上で作ったパエリアがフィデウアのルーツという説もあります。こうして、米ではなく小麦粉で作ったパスタを入れたフィデウワは、今ではパエリアと肩を並べるスペイン料理のひとつになったのです。

どんな麺を選ぶかも重要

「フィデオ」と呼ばれる麺には様々な種類があります。一般的には、カッペリーニのような極細麺で長さ3cm程にカットしたものを使いますが、粒状のものを使って調理するケースもあります。また、フィデオの形状も重要です。マカロニのように真ん中に穴の開いたフィデオなら中までしっかりとスープが染み込むなど、形状によっていろいろなメリットがあります。ちなみにスペイン料理では、スープの具としてもフィデオは使われています。

フィデウワの作り方

フィデオはロングパスタなどと違い、長時間茹でる必要はありません。少なめのスープでパエリアと同じように具材と一緒に煮込みます。他の具と同じ時間で煮込む必要があるので、太めのパスタは不向きと言えます。フィデウワの一般的な具材と言えば、エビやムール貝といったシーフード、玉ねぎ、ニンジン、トマトといった野菜。あとは、ニンニクやオリーブオイル、鷹の爪などで味を調節します。米の代わりにパスタを使ったパエリアと言うだけあり、見た目もまさにパエリアそのもの。入っているものが米かフィデオというパスタの違いだけです。

行列ができるスペインの人気店ラ フォンダ

スペイン料理の人気店がバルセロナにあるラ フォンダです。予約を取らないという方針からか、地元の人や海外からの観光客で毎晩のように行列ができています。そのため2フロアある店内は開店とほぼ同時に満席。看板メニューであるフィデウワの味が良いのは、もちろん価格がすごく良心的ということも人気の秘密かもしれません。