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ラーメン屋事典

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日本のラーメン文化の立役者!インスタントラーメン

日本で最初にインスタントラーメンが発売されたのは、1958年(昭和33年)。日清食品が発売した「チキンラーメン」でした。当時は、まだ「インスタント」という言葉そのものも一般的ではなく、追ってインスタントコーヒーなどが販売されたことを受けて、「インスタント」という言葉も浸透しました。ラーメン自体も「支那そば」、「中華そば」と呼ばれていましたが、インスタントラーメンの登場により、ラーメンという言葉そのものも定着したのです。日本のみならず、海外にも普及し2013年(平成25年)は全世界で1,055.9億食が消費されるまでになったインスタントラーメンの歴史を紐解きます。

インスタントラーメンの父・安藤百福氏

インスタントラーメンの父・安藤百福氏

日本最初のインスタントラーメン、チキンラーメン。当時は、麺そのものに味が付いていて、お湯をかけるだけで食べられる物でした。チキンラーメンが爆発的に売れると、あとを追うように類似商品も登場し、瞬く間に数多くの種類が発売されました。チキンラーメン発売から約1年後の1959年(昭和34年)。今度は麺と粉末スープを別にしたスープ別添タイプの袋麺が販売されました。鍋で湯を沸かして麺を茹で、最後に粉末スープを入れて味を付ける物です。やがて、スープ別添タイプが主流となり、1960年代に入るとエースコック、明星東洋水産などから次々と新商品が発売されていきます。サンヨー食品のサッポロ一番、日清食品の出前一丁など、現在も愛され続けている袋麺の多くがすでにこの時代に登場していたのです。

1970年代、ついにカップ麺が登場

世界初のカップ麺は、1971年(昭和46年)に発売されたカップヌードルです。チキンラーメンもカップヌードルも、開発したのは日清食品の創業者である安藤百福氏。まさに「インスタントラーメン」の父とも呼べる存在です。安藤氏がアメリカに営業にいった際、チキンラーメンを見せるとアメリカのバイヤーたちがカップに入れて食べ始めました。それを見てカップ型ならいつ、どこでも食べられると考えたことが開発のキッカケだったそう。当初は袋麺の方が人気でしたが、お湯を入れるだけで食べられる手軽さもあり、1989年(昭和64・平成元年)に24億500万食を達成。この時点で袋麺の22億2,500万食を超えたのです。

市場に衝撃を与えた大容量カップ麺!

チキンラーメンをカップに入れて食べたことに着眼して生まれたカップヌードル。その名残から、袋麺よりも麺はやや少なめというのがカップ麺全体の主流でした。そんな中で生まれたのが1988年(昭和63年)、エースコックから出たスーパーカップシリーズです。それまでカップ麺自体、主食ではなく間食用にと作られていました。ですが、食べ応えのある大容量で若者を中心に支持を集めたのです。こうしてやがてカップヌードルも大容量サイズを出すなど、現在もこの大容量はひとつのジャンルとして定着しています。

生麺やご当地麺などバリエーションが豊かに

1992年(平成4年)、日清食品から日清ラ王しょうゆ・みそが登場します。生タイプ麺は本格的な歯ごたえで人気を集めました。1990年代後半~2000年代にかけ、コンビニエンスストアの普及に合わせ、全国のご当地の味を再現したカップ麺、有名店が監修し店の味を再現したカップ麺も登場。他にかやくやスープにこだわり、ひとつ300円以上する高級カップ麺も発売されています。