ご希望の飲食店情報を無料で検索できます

クックドア

文字サイズ

ラーメン屋事典

ラーメン屋事典

海外でもラーメンが人気に!?ラーメンの歴史をご紹介

ラーメンは日本独自の呼び方であり、国内でアレンジを加えられて生まれた日本食です。

海外の国のなかには、器に盛られた茹でたての麺を食べる習慣がなく、ポピュラーな食べ物であるインスタントラーメンをラーメンと認識している国も数多くあります。そんな日本のラーメンですが、ルーツを辿れば中国の麺料理に行き着きます。中国から日本に伝わり、国内で独自の進化を遂げたラーメン。では、一方で海外においてラーメンはどのような歴史を経てきたのでしょうか。

ラーメンのルーツとされる拉麺

ラーメンのルーツとされる拉麺

ラーメンのルーツは中国の麺料理、拉麺です。ただ、拉麺も別称が複数あり、またラーメンという言葉の語源は諸説あるとされています。中国の拉麺は小麦粉を練って作った生地を引っ張ったり、まな板に叩いたりして延ばしていきます。ここまでは自家製麺と同じですが、麺の長さが1m~2mと日本のラーメンのように食べやすいよう短く切っていないことも特徴です。

中国にもご当地ラーメンがある

日本と同じように、広大な中国にもその土地ごとの「ご当地ラーメン」と呼ばれる味があります。ひとつが甘粛省の省都、蘭州で食べられる蘭州拉麺。別名を「牛肉麺」と呼び、その名の通り牛肉が入った物で、現地の人は朝食として食べるケースも多いそうです。他にも上海や北京などに様々な拉麺がありますが、日本のラーメンはスープにこだわりを持つラーメン屋が多いことに対して、中国の拉麺は盛り付ける具で変化を持たせることが大きな違いです。牛肉、トマト、大根などいろんな野菜を入れる店もあります。

日本からアジア、欧州、アメリカへ

日本で生まれたラーメンが、ここまで世界に広まったのは、やはりインスタントラーメンの普及が大きいものでした。1963年(昭和38年)に明星食品が韓国で製造を始めたことを皮切りに、主に中国、韓国、ベトナムといったアジア圏で商圏を拡大。その後、ヨーロッパやアメリカでも受け入れられ、ラーメンが爆発的に世界に広まっていくのでした。

海外で広まるラーメン人気

近年、ラーメンが爆発的な人気を博しているのがヨーロッパやアメリカといった国々です。2013年(平成25年)に和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことも追い風になりました。従来、日本食と言えば寿司、天ぷらなど比較的高価な物が多かったものの、ラーメンはそれに比べれば安価です。ラーメンは日本独自の食べ物、そしてこれまで広く知られてこなかった日本の大衆食として海外の人が注目したのです。

海外で認知され逆輸入されるケースも

日本人がスープにこだわり、現地の人が食べやすいようアレンジを加えた本場のラーメンは世界の国々で人々を魅了しました。ヨーロッパの中でも、特にラーメンが高い人気を誇るとされるのがイギリスで、日本のラーメン屋で提供されるような本場の豚骨ラーメンが人気を博しているそうです。海外のラーメン屋と言うと、以前は現地で働く日本人駐在員向けをターゲットにしていましたが、ラーメンの認知が広まると客の多くが現地の外国人になっていきました。なかには海外で有名になった店が、日本に出店するという逆輸入現象も起きている程です。