ファーストフード店にある「注ぐための機器」をご紹介/ホームメイト
ジュースやコーヒー、スープなど、ファーストフード店ではフード以外にも様々な飲み物や汁物があります。
これらドリンクや汁物をお客様にすばやく提供できるよう、メニューによって保存する機器がいくつかあります。ここではその「注ぐための機器」に着目して、そのいくつかを紹介します
手で注ぐタイプ

一般に「お玉」と言われる器具は、飲食店では「レードル」と呼ばれています。レードルは容量ごとに作られていて、10ccから1,800ccまでのタイプがあり、厨房では「30レードル」というように容量を合わせて呼称し使用しています。これは厨房内での伝達をすっきりさせることからです。
レードルはステンレスで作られていますが、「18-10」「18-8」「18-0」と呼ばれる鋼材が使われます。「18-10」と「18-8」はやや高価ですが、極めて錆びに強いため飲食店のほとんどで、このタイプが使われています。
機械で注ぐタイプ
液体を注ぐ厨房機器は総じて「ディスペンサー」と呼ばれます。ボタンやレバーを押している間中、注ぎ続けるタイプと、一回押すだけで自動的に一定量注ぐように設定されているタイプとがあります。
自動制御タイプ
ハンバーガー店などでのドリンク類や牛丼チェーン店などでの味噌汁などは、基本的にレジスタッフが担当しています。オーダーを受けたり、会計や提供を行なったり、また食器を下げたりとレジスタッフの仕事は多く、スピードも求められます。そのため必然的に、ディスペンサーは自動制御の物が設置されています。機器が注いでいる間に他の仕事ができることからです。
ドリンクを作る際は、カップに氷を詰めて機器にセットし、ボタンを押したらボタンに応じたドリンクが規定の量で注がれます。味噌汁はお椀に味噌汁の素を入れてから機器にセットし、ボタンを押すと熱湯が味噌汁一杯分注がれます。
自分で操作するタイプ
お客様がセルフサービスで使うディスペンサーは、自分で量を調整できるタイプがほとんどです。レジスタッフが他の作業をしながら注ぐ訳ではないので、自動制御させる必要がありません。また、お客様が自分の好みで量を調整できるというメリットがあります。
例えばセルフうどん店のつゆは、濃い口、薄口のどちらかを選び、好きなだけ注ぐことができます。お茶やコーヒーについては定量が注がれるように自動化させている店舗が多いですが、ジュース類については、自動化されていない場合が多いです。それは、氷の個数に好みがあって一杯分の分量が決められなかったり、いくつかのドリンクをブレンドして楽しむ人に対応するためです。
なお、スタッフが操作する場合でも自動制御されていないケースもあります。フローズンやシェイク、ソフトクリームなどは量の調節をする必要があり、特にソフトクリームは、盛り付ける技術が必要であることからです。

