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ファーストフード事典

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なぜファーストフードは安いのか?!その安さの秘密に迫る

みなさん、どんな理由でファーストフード店を利用しますか?便利、手軽、入りやすいなど様々な理由がありますが、一番の魅力は「安さ」ではないでしょうか。節約したいときでも、財布に優しいファーストフード店なら気軽に外食することができます。ひとり1,000円を超える食事になることは、まずないでしょう。過去には、日本のハンバーガー業界で「サンキューセット」「サンパチセット」なるものも登場し、価格競争が行なわれた程です。さて、うれしい価格のファーストフードですが、なぜこんな低価格で提供できるのでしょうか。ここではその秘密に迫りたいと思います。

全店舗まとめての仕入れ

全店舗まとめての仕入れ

安く提供するためには、原価はさらに安くある必要があります。そのためには、大量に仕入れて、大量に販売することがポイントとなってきます。大量に仕入れる代わりに、単価を下げて仕入れるなどの交渉をするのです。店舗数が多いファーストフード店は、こうした交渉が可能なのです。また、大手ファーストフード店は、世界規模の流通システムを持っています。オーストラリアの牛肉が高くなれば、ニュージーランド産に切り替えるといったことも可能なのです。

冷凍フライドポテト導入の例

マクドナルドのフライドポテトにはこんな歴史があります。創業当初のマクドナルドでは、フライドポテトを作るのに、複数の業者からじゃがいもを仕入れていたそうです。それを1社に絞り、しかも冷凍フライドポテトに切り替えることで、コストダウンと効率アップを目指しました。仕入れ先は、大量に購入してもらえるならばと、専用の工場まで作り、のちに巨大な冷凍フライドポテトメーカーへと成長。ウィンウィンの関係で成功を収めることができたのです。単純に値下げ交渉をするだけではなく、多方面から考えることが必要なのです。

効率良い調理法で人件費削減

先程挙げたポテトの例は、コストダウンだけではなく、作業効率アップにも貢献しました。店内でじゃがいもの皮をむくことや切る必要がなくなり、揚げるだけの作業となったのです。効率良く、素早く提供できることはもちろん、人件費の大幅カットが期待できます。また、ファーストフードは、有名シェフしか作れない料理ではなく、教育を受けたスタッフであれば作れる料理です。マニュアルに沿って忠実に作れば、誰でもどこでも同じものが提供できるのです。シェフではなくアルバイトを雇うことにより、賃金を抑えられます。その分、商品価格を下げることができるでしょう。

店舗数の多さを強みとした節約

1店舗での節約が100円だったとしても、1,000店あれば10万円になります。店舗数が多いファーストフード店では、こうした地道な取り組みが大切となってきます。スプーン1杯のケチャップを捨てずに使ったとしたら、全店ではとんでもない量のケチャップになるはずです。逆に言えば、1店舗での微々たる量の無駄遣いが、積み重なれば大きな損失となってしまう訳です。