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喫茶店・カフェ事典

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茶葉によって味わいが大きく変わる!紅茶の種類をご紹介

一言に「紅茶」と言っても国、さらには地域によって育つ茶葉はそれぞれ違った味わいや香りを持ち、その種類は4,000~5,000種とも言われています。それは茶樹の種類の違いだけではなく、標高や気候、収穫期や土壌といった環境も大きく関係しており、そのことからも紅茶の味わいの深さが伺えます。その繊細さは、1日のうちでも午前と午後に摘んだ葉の品質は異なると言われている程。そんな有数な茶葉の中でも、世界三大銘茶として有名な茶葉や産地別の特徴に注目してみましょう。

ダージリン(インド)

ダージリン(インド)

日本人にも馴染みの深いダージリンは、その麗しい香りと風味から「紅茶のシャンパン」と讃えられている銘茶です。ヒマラヤ山脈の高地で栽培されており、ダージリン特有の「マスカットフレーバー」は朝晩と昼間の気温差から生み出されると言われています。また、収穫する時期によって違った味わいになることでも知られており、ファーストフラッシュ(春摘み)は新茶ならではのすがすがしい香りに、セカンドフラッシュ(夏摘み)はマスカットフレーバーを多く生み出す貴重な時期として、オータムナル(秋摘み)はワインレッドに近い水色と深みのある味わいが特徴です。

ウバ(スリランカ)

スリランカの山岳部、標高1,300m以上で作られたハイグロウンティー(高地産茶)の一種です。6~7月のクオリティーシーズンに収穫されたゴールデンチップを含む茶葉を濃く抽出するとカップの縁に金色の輪を描く「ゴールデンリング」が現れ、良質な紅茶として讃えられています。タンニンの含有量が多く渋みが強いですが、爽快感のあるあと味と「ウバフレーバー」と称されるバラのような、ほのかな甘い香りが特徴的です。明るい深紅色の水色を楽しみながらストレートで頂く他、深いコクの味わいからミルクとの相性も抜群です。

キーマン(中国)

「キーモン」または「キームン」とも表記する安徽省出身の茶葉です。紅茶のふるさとながら、現在ではごく一部の地域でのみ紅茶の生産を行なっている中国ですが、ヨーロッパでは「中国のブルゴーニュ酒」と絶賛される程紅茶ファンから多くの支持を得ている希少な紅茶です。タンニンは少なめで渋みはやや弱くランの花にも似た香りを放ち、その中にかすかなスモーキーフレーバーも感じられる独特な味わいはストレート、またはミルクティーに良く合います。茶葉が大きめなので、抽出時間は比較的長めにしましょう。

その他の主な品種

アッサム(インド)
「モルティーフレーバー」と呼ばれる濃厚で甘い風味が特徴でミルクティーに適しており、中でも5~6月に収穫されるセカンドフラッシュが最も芳醇な香りを持ちます。
ニルギリ(インド)
ニルギリはスリランカに近いこともありセイロンティーに似た味と評され、柑橘果実のような独特の芳香と舌に残る味わいはミルクティーやアイスティー向きです。
ヌワラエリヤ(スリランカ)
緑茶のような爽やかな渋みとコクとをあわせ持ち、グリーン・ノートと花香の優しい香りはダージリンのファーストフラッシュを思わせます。
ディンブラ(スリランカ)
味、香り、コクのバランスの良さと紅茶本来のオーソドックスな味わいからバリエーションティーにも使用しやすく、セイロンティーらしい香りの紅茶です。
ジャワ(インドネシア)
クセのないさっぱりとした口当たりと明るい赤色の水色が美しく、水を飲む感覚でストレートのアイスティーを楽しめます。