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喫茶店・カフェ事典

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紅茶にミントやジャムを入れる?紅茶の飲み方も国によって様々!

中国で発祥し英国で発展を遂げ、その後全世界に広まった紅茶は今も多くの国々で愛飲されています。国土や文化の違いなどからお茶の飲み方は様々な工夫がなされており、その国ならではの楽しみ方があります。例えば、ある国ではミルクを入れて飲む人が殆どであるのに対し、別の国ではミルクティーは子どもの飲み物として扱われるといったような違いがあります。また、紅茶を深く知るにあたり、紅茶がよく飲まれる国の歴史的背景が見えてくることも大変興味深いことのひとつでしょう。

国内における紅茶の飲まれ方

国内における紅茶の飲まれ方

初めてイギリスから日本にリプトン紅茶が輸入された1906年(明治39年)当時は、ハイカラな飲み物としてもっぱら、舶来趣味の人々の人気を集めた紅茶ですが、ここ近年では喫茶店のメニューにはもちろんのこと、コンビニやスーパーでもペットボトル入りの紅茶を見かけるようになり、誰でも気軽に楽しめる飲み物として親しまれています。また、オリジナルブレンドのフレーバードティーやハーブティーを販売する大手メーカーもあれば、インドのチャイやロシアのロシアンティーを出す飲食店もあります。さらに高級ホテルでは、サンドイッチなどの軽食やスコーン、ケーキと一緒に紅茶を頂くイギリスの習慣であるアフタヌーンティーを堪能できるなど、多様な紅茶の楽しみ方を取り入れた国のひとつと言えるでしょう。

イギリスにおける紅茶の飲まれ方

言わずと知れた紅茶大国であり、イギリスの文化は紅茶と共に発展して来たと言っても過言ではありません。今でこそ簡略化が進んだものの1日に何回もの紅茶を飲む習慣は色濃く残り、今も1日に1億6,500万杯の紅茶が消費され、これはコーヒー消費量7,000万杯の2倍以上にあたります。かつて優雅な時間であったティータイムも、今ではイギリスで飲まれる紅茶の96%は手軽なティーバッグが使用されているというデータがありますが、これは逆に忙しい現代社会においても紅茶の需要が下がっていないという証明であるとも言えます。産業革命時代に労働者が紅茶にたっぷりのミルクと砂糖を入れて空腹を紛らわしたという歴史から、今でもミルクティーとして飲むのが主流です。

紅茶がよく飲まれるその他の主な国々

イギリスの他にも紅茶を飲む習慣がある国々では、気候などを考慮された独特な飲み方が数多く見受けられます。

インド
世界一の紅茶生産国を誇るインドでは、細かい茶葉を煮出して牛乳と砂糖、スパイスを加えたチャイが町の至る所で売られています。
トルコ
トルコの人々が好む飲み方は、ミルクは使わず水色が真っ赤になる程濃く淹れた物に砂糖をいれた「トルコチャイ」と呼ばれる紅茶です。
モロッコ
夏場は猛烈な暑さに襲われるモロッコでは、グラスに詰めたミントの上にお茶を注ぐミントティーで身体を冷やしています。
ロシア
スプーンですくったジャムを舐めながら紅茶を飲むロシアンティーが有名ですが、身体を温めるためにはちみつやウォッカを入れて飲まれることもあります。
スリランカ
セイロン茶の本場スリランカでは、牛乳の代わりに粉ミルクを使った「キリティー」と呼ばれるミルクティーが普及しています。
アメリカ
アメリカではアイスコーヒーを飲む習慣があまりないため、夏場はレモンを入れたアイスティーが好まれます。