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喫茶店・カフェ事典

喫茶店・カフェ事典

苦味とコクの中にほのかな甘みを感じさせる「カフェ・ラテ」

「カフェ・ラッテ」という言葉は、イタリア語で「コーヒー牛乳」といった意味があり、イタリア、ヴェネツィアに現存している最も古い喫茶店「カッフェ・フローリアン」がカフェ・ラテ発祥の地だと言われています。コーヒーにミルクを入れると言うとカフェ・オレと同じだと思われがちですが、大きく違うところはベースとなるコーヒーの種類。カフェ・オレが通常のコーヒーを使うのに対して、カフェ・ラテはエスプレッソを使います。エスプレッソの味が濃いので苦味とコクがありその中にほのかな甘みがあるといった、カフェ・オレよりも大人な味に仕上がるのです。

イタリアで生まれたカフェ・ラテ

イタリアで生まれたカフェ・ラテ

1645年(正保2年)、イタリアのヴェネツィアにヨーロッパではじめてのカフェが誕生します。その名も「カッフェ・フローリアン」。映画「旅情」で主人公のオードリー・ヘップバーンが立ち寄ったお店としても有名で、この歴史ある喫茶店でカフェ・ラテが誕生したと言われています。イタリアはヨーロッパで最初にコーヒーが伝わった国。ヴェネツィアはヨーロッパにおける貿易の玄関口としてとても栄えていました。「カッフェ・フローリアン」は今も営業を続けており、最も古い喫茶店として愛され続けています。今でも歴史あるきらびやかな空間の中で元祖カフェ・ラテを注文し味わうことができるといったコーヒーファンにはたまらない、とっておきの場所なのです。

アメリカ式のカフェ・ラテ

スターバックスをはじめとするアメリカ発祥のコーヒー店でもカフェ・ラテは欠かせない人気メニューとなっています。イタリア発祥のものとの大きな違いは、単に温めた牛乳をエスプレッソに混ぜるのではなく、機械を使って蒸気で温められた「スチームミルク」をエスプレッソに加えるところでしょう。このように、スチームミルクを用いたものを「カフェ・ラテ」と呼ぶのは、アメリカ式ならではのコーヒーで、このようなものをイタリアでは「カプチーノ」と呼んでいます。このようにコーヒーのメニューには、地域によって呼び方や作り方が変わってくることがあります。

おいしいカフェ・ラテの作り方

本場イタリア式カフェ・ラテの作り方はとてもカフェ・オレに似ており、違うのはコーヒーの抽出方法(エスプレッソ)と牛乳の割合です。お店によって多少の違いはありますが、牛乳の割合がエスプレッソよりも多いところが特徴と言えるでしょう。

  1. ①牛乳を手鍋で温めます。沸騰させないように、ふつふつとしてきたくらいが丁度良いでしょう。表面に膜が張った場合は茶こしなどで取り除きます。
  2. ②エスプレッソを抽出します。エスプレッソマシンや直下式エスプレッソメーカー(マキネッタ)を使用しましょう。コーヒー粉は中深煎りの細挽き豆を使います。
  3. ③事前に温めておいたカップにコーヒーと牛乳を同時に注ぎましょう。コーヒーと牛乳の割合は2:8くらいを目安にして下さい。カフェ・オレは1:1の割合で混ぜましたが、元々味が濃く苦みのあるエスプレッソですので牛乳の量を増やすことでとても飲みやすくなります。しかし、好みもありますので、自分の好みの割合を見付けてみると良いでしょう。