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うどん・そば屋の基本情報・知識

うどん・そば屋の基本情報・知識

信州そばと郷土料理を味わえる「そじ坊」/ホームメイト

「そじ坊」は、グルメ杵屋グループが全国に展開する信州そば専門店です。創業以来、ショッピングセンターやオフィス街を中心に店舗を拡大し、和の空間で本格的な十割そばを気軽に楽しめる場所として多くの人に親しまれています。そば粉本来の風味と喉越しにこだわった「ざるそば」をはじめ、季節の食材を活かした「ぶっかけそば」、「鴨そば」など多彩なメニューが魅力です。

木を基調とした落ち着いた店内で、手頃な価格ながら本格的なそばと郷土料理を提供する「そじ坊」の魅力を紹介します。

そじ坊とは

そじ坊とは

そじ坊は、全国に展開する信州そばの専門チェーン店です。大阪市に本社を置く「株式会社グルメ杵屋レストラン」が運営し、老舗うどん店「杵屋」で知られる「グルメ杵屋グループ」のブランドとして知られています。そじ坊はグループの一翼を担い、関東、甲信越から九州に至るまで全国に90店舗以上を展開。商業施設内や遊休地を活用した土地活用型の出店も含め、首都圏と関西圏を中心に各地で店舗を見ることができます。

「そじ坊」という屋号は、ひとりの住職が由来です。江戸時代、浅草にあった寺の住職が信州出身でそば打ちの名人だったため、そのそばを目当てに人々が寺に押しかけるようになりました。やがて住職は、「蕎路」(そじ:そばの道)を究めることに。その僧(坊)にちなんで、「そじ坊」と名付けられたのです。

そじ坊は、本格的な信州そばを提供しているのが特徴。各店舗では職人が店内でそばを自家製麺しており、できたての香り高いそばを味わうことができます。有料で生わさびが付くのもそじ坊ならではの趣向。粗挽きのそば粉で打った香り豊かな麺に、生わさびの爽やかな辛みを添えて味わうと、そば本来の風味が一層引き立ちます。

木目調で統一された店内は、信州の古民家を思わせる落ち着いた雰囲気で、ひとりでも立ち寄りやすいのが魅力。また、そじ坊は、そばを食べるだけでなく、「そば前」(そばまえ)を楽しめるのも特徴です。そば前とは、そばを食べる前に1杯飲みながらつまみを楽しむ文化のことで、そじ坊の一部店舗では、夜間に地酒や郷土料理を提供。信州の地酒を飲み比べできるセットや、そば焼酎のそば湯割り(そばを茹でた湯で割った焼酎)といった変わり種のドリンクもあり、手作りのおつまみを肴にお酒を楽しんでから締めにそばをすする、そんな通な過ごし方ができるのも人気の理由のひとつです。

そじ坊の歴史

そじ坊の歴史

そじ坊は、グルメ杵屋グループが第2の主力業態として立ち上げたそばチェーン店です。グルメ杵屋は、1971年(昭和46年)に実演手打うどんの店「杵屋」1号店(奈良県奈良市・ダイエー奈良店)を開業し、うどんチェーン店で成功を収めてきました。その後、そば業界にも進出し、奈良の商業施設内にそじ坊1号店をオープンしたのが始まりとされています。

関西発祥のそばチェーン店としてスタートしたそじ坊は、やがて東京・大手町など首都圏のオフィス街にも出店し、事業を拡大していきました。グルメ杵屋本社のある大阪から全国展開へ踏み出し、杵屋に次ぐグループ第2の柱へと成長していったのです。特に1980年代後半から1990年代にかけて、そじ坊は急速に店舗網を拡大。この躍進により、そじ坊はグルメ杵屋グループ内でも杵屋と並ぶ主力ブランドとなり、ピーク時にはグループ全体の店舗数500店超の一翼を担うまでになったのです。

2015年(平成27年)には持株会社制への移行に伴い運営会社がグルメ杵屋レストランに改組されましたが、そじ坊ブランドは引き続き全国各地で愛され続けています。

そじ坊の人気メニュー

名物お好みぶっかけそば

定番メニュー

そじ坊では、定番のざるそばから季節限定の創作そばまで、多彩なメニューでファンを魅了しています。ざるそばは、つるりと喉越しの良い冷たいそばを、キリッと冷えたつゆに浸けていただく王道メニューです。特に、自慢のざるそばに生わさびを添えたセットが人気で、その場でおろしたわさびの清々しい香りを楽しむことができます。

また、「名物お好みぶっかけそば」も看板メニューのひとつ。そばの上に好みの具材を乗せてぶっかけスタイルで味わう一品で、大海老天や舞茸天、とろろ、温泉たまご、梅干しなど豊富なトッピングから好きな組み合わせを選べるのが魅力です。例えば、海老天・舞茸天・大根おろしの組み合わせなら彩りも華やかで、揚げたてサクサクの天ぷらとさっぱりおろしそばのハーモニーを楽しむことができます。

他にも、熱々のかけ汁を注いだかけそばや、とろろをたっぷり絡めた「ざるとろろそば」、ピリ辛つゆがクセになる「カレー南蛮そば」などバリエーションは豊富。がっつり食べたい方にはそばと丼ものを組み合わせた定食メニューも好評で、カツ丼+そば、天丼+そばといったセットはランチタイムの定番です。そばも丼も両方味わえる贅沢さが支持されています。

季節限定メニューも充実

そじ坊各店では、旬の食材を使った四季折々の限定メニューが定期的に提供されており、その時期だけの味わいを求めて訪れるリピーターも多数見られます。

冬の時期には「紅ずわい蟹ご飯定食」が登場し、ほぐした紅ずわい蟹が散りばめられた炊き込みご飯と温かいそばのセットが人気を博しました。蟹の風味たっぷりのご飯に熱々のかけそばを合わせれば、身体の芯から温まります。他にも、広島産牡蠣フライや蟹味噌甲羅焼きなど、季節の海の幸を贅沢に使ったサイドメニューも人気です。

一方、春には山菜や桜海老などを使った春限定メニューが登場します。例えば、ふっくらと揚げた天然真鯛の天ぷらを乗せた「鯛の若竹あんかけそば定食」や、彩り豊かな山菜天ぷらを添えた「春の味覚天ざるそば定食」、新鮮な鰹の漬け丼とざるそばのセットなど。筍や菜の花といった春野菜の香りと真鯛の旨み、そじ坊自慢のそばが奏でるハーモニーは、「まさに日本の春の味」と公式ホームページでも表現され、季節を感じられる贅沢なメニューになっています。