打ちたて茹でたてが魅力の「丸亀製麺」/ホームメイト
「丸亀製麺」(まるがめせいめん)は、全国47都道府県、さらに海外約30ヵ国にまで展開する日本を代表するうどんチェーン店です。各店舗で小麦粉から手作りする「打ちたて・茹でたて」へのこだわりが人気の秘密。オープンキッチンから漂う小麦の香りと湯気、店内に響く麺打ちの音が五感を刺激し、訪れる人々を本場讃岐の世界へと誘います。
丸亀製麺は、2000年(平成12年)の創業以来、「本物のうどん」へのこだわりと手頃な価格設定で急成長を遂げました。豊富なメニューと自由なトッピングで、幅広い層に愛されるチェーン店です。丸亀製麺の歴史や特徴から人気メニューまで、徹底解説します。
丸亀製麺とは

丸亀製麺は、「株式会社トリドールホールディングス」が運営するうどん専門の飲食店チェーンです。全国47都道府県及び海外約30ヵ国に直営店を展開し、各店舗で小麦粉から製麺し、打ちたて・茹でたてのうどんを提供しています。店名の「丸亀」は、香川県丸亀市に由来しますが、丸亀市発祥の企業ではなく、丸亀市内に店舗はありません。
丸亀製麺が成長を遂げた背景にあるのは、店内での製麺・調理による新鮮で高品質なうどんの提供と、手頃な価格設定です。例えば、看板メニューの「釜揚げうどん」の並は、税込み370円という低価格で提供されています。
丸亀製麺のもうひとつの特徴は、オープンキッチンスタイルの店舗設計です。店内に入ると、ガラス越しに製麺や調理の様子が見え、湯気や香りが立ち込める臨場感を味わうことができます。この演出により、五感でうどん作りの過程を楽しむことができ、食事の満足度を高めているのです。
また、丸亀製麺では「麺職人」と呼ばれる専門スタッフが在籍し、各店舗でうどんの品質を維持。さらに、全国の麺職人を統括する「麺匠」が1人だけ存在し、全店舗の味と品質の統一を図っています。
近年では、テイクアウト需要の高まりに合わせ、「丸亀シェイクうどん」や「丸亀うどん弁当」などの新商品を開発。販売から半年で約500万食を突破するなど、好評を博しています。
丸亀製麺の歴史

丸亀製麺は、店内製麺による打ちたて・茹でたてのうどん提供や、セルフサービス方式、オープンキッチンスタイルなど、独自のビジネスモデルで急速に成長を遂げています。
創業者の「粟田貴也」(あわたたかや)氏は、父親が香川県坂出市の出身であったことから、幼少期より讃岐うどん文化に親しんでいました。2000年(平成12年)、粟田貴也氏が香川県丸亀市を訪れた際、製麺所でできたてのうどんを提供する光景に感銘を受け、「丸亀」の名を冠したうどん店を発案。2000年(平成12年)11月、兵庫県加古川市に1号店を開店しました。
1号店の開店当初から、店内で製麺し、打ちたて・茹でたてのうどんを提供するスタイルを採用し、セルフサービス方式を導入。この手法によって、低価格で高品質なうどんの提供が可能になり、顧客から高い評価を得ました。その後、郊外型ロードサイド店舗やショッピングモール内のフードコート、都心部のビルイン店舗など、多様な立地への出店を積極的に進めます。丸亀製麺は、多様な立地への出店に柔軟に対応してきたことでも知られ、空き店舗や遊休地を活用した土地活用の成功事例としても外食業界から注目されているのです。
2009年(平成21年)11月には、同業大手の「はなまるうどん」の店舗数(約270店)を抜き、セルフうどん市場で店舗数第1位に。さらに、2011年(平成23年)5月には、「丸亀製麺沖縄美里店」の開店により、うどん店業界として初めて全47都道府県への出店を達成しました。
2011年(平成23年)4月には、アメリカ・ハワイ州ワイキキに初の海外店舗を開店し、その後、アジアやヨーロッパ、北米など、世界各地に出店を拡大。香港と台湾以外の海外店舗では、店名を「MARUGAME UDON」(マルガメウドン)として出店しています。
2016年(平成28年)3月には、株式会社トリドールホールディングスは持株会社体制へ移行し、株式会社丸亀製麺が設立。2021年(令和3年)6月までは、東京都と兵庫県神戸市の2本社体制でしたが、現在は東京本社に一本化されています。
丸亀製麺の人気メニュー

丸亀製麺には、讃岐うどん専門店としての多彩なメニューが取り揃えられています。
ここでは、その豊富なメニューの中でも、特に人気の高い物を見ていきましょう。
人気のうどんメニュー
- 釜揚げうどん
- 茹でたてのうどんを水で締めず、そのまま桶に入れて提供する「釜揚げうどん」は、丸亀製麺の看板メニューです。シンプルながらも、麺本来の風味ともちもちとした食感を堪能できる一品で、多くのファンから支持を集めています。
- 釜玉うどん
- 茹でたて熱々のうどんに生卵を絡め、特製の出汁醤油をかけていただく「釜玉うどん」は、卵のまろやかさと麺のコシが絶妙にマッチした人気メニューです。シンプルな味わいながら、深いコクを楽しむことができます。
- ぶっかけうどん
- 冷たい麺に特製のぶっかけ出汁をかけ、ネギや生姜、天かすなどの薬味を添えていただく「ぶっかけうどん」は、さっぱりとした味わいが特徴です。暑い季節には特に人気が高く、自分好みにトッピングを追加して楽しむこともできます。
- 明太釜玉うどん
- 釜玉うどんに明太子をトッピングした「明太釜玉うどん」は、ピリッとした明太子の辛さと、卵のまろやかさが絶妙に調和した一品。濃厚な味わいで、リピーターも多い人気のメニューです。
- かけうどん
- 出汁をかけたシンプルな「かけうどん」は、麺と出汁の旨味をストレートに味わえる定番メニューです。お好みで天ぷらや薬味を追加して、自分だけの一杯にアレンジすることもできます。
- カレーうどん
- スパイシーなカレーとコシのあるうどんが絶妙にマッチした「カレーうどん」は、食欲をそそる一品。とろみのあるカレーが麺によく絡み、満足感の高いメニューとして人気を集めています。
- 焼きたて肉ぶっかけうどん
- 特製のタレで焼き上げた牛肉をたっぷりと乗せた「焼きたて肉ぶっかけうどん」は、肉の旨味と甘辛いタレが麺と絡み合い、食べ応えのある一品に仕上がっています。特にスタミナをつけたいときにおすすめのメニューです。
- きつねうどん
- 甘く煮た大きな揚げが乗った「きつねうどん」は、出汁の風味と揚げの甘さが絶妙にマッチした優しい味わいが特徴。ほっとする味わいは、多くの人々に親しまれています。
人気のサイドメニュー
- かしわ天
- サクサクの衣で包まれたジューシーな鶏肉の天ぷら「かしわ天」は、うどんのお供として人気のサイドメニューです。そのまま食べても、うどんにトッピングしてもおいしくいただけます。
- 野菜かき揚げ
- さつまいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜をたっぷり使った「野菜かき揚げ」は、ボリューム満点で満足感のある一品。サクサクの食感は、うどんとの相性も抜群です。
これらのメニューは、丸亀製麺のこだわり抜いた製法と素材によって作られており、どれも高い人気を誇っています。季節限定のメニューや新商品も定期的に登場するため、訪れるたびに新たな味わいを楽しめるのも魅力です。

