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うどん・そば屋の基本情報・知識

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有名なうどんチェーン店5選/ホームメイト

国民食のひとつである「うどん」のチェーン店は、日本だけではなく海外も含めて数多くあります。全国に1,000店以上の店舗を展開する「丸亀製麺」、讃岐うどんの本場・香川で誕生した「はなまるうどん」、親子丼と関西風うどんが看板の「なか卯」、都会的なセルフスタイルの「つるまる饂飩」(つるまるうどん)、東海地区に展開する「どんどん庵」などが代表的。それぞれが独自の製法と味へのこだわりを持ち、地域性や店舗特性を活かした展開で多くのファンを魅了しているのです。また、ショッピングセンターや駅ビル、ロードサイドの空きスペースなどの土地活用にも貢献しており、地域のにぎわい創出にも一役買っています。

セルフサービス方式を取り入れることで価格を抑えながら本格的なうどんを提供する、うどんチェーン店5店を見ていきましょう。

丸亀製麺

丸亀製麺

丸亀製麺は、「トリドールホールディングス」傘下の企業で、2000年(平成12年)に兵庫県加古川市に1号店をオープンした、讃岐うどん専門のチェーン店。創業者「粟田貴也」(あわたたかや)氏が香川県丸亀市を訪れた際、多くの人々ができたてのうどんに列を成す様子を見てインスピレーションを得たのが、店名の由来です。

全店舗で「粉からつくる、今日も打ち立て、つくりたて」をモットーに、100%国産小麦を使用し、小麦粉・塩・水というシンプルな原材料だけで本格的な讃岐うどんを提供しています。2011年(平成23年)には、業界初となる全47都道府県への出店を達成。2018年(平成30年)には、国内外で1,000店舗を突破する大規模チェーンへと成長しました。

丸亀製麺は、セルフサービス方式のうどん専門店として、道路沿いやショッピングモール、都心部のビルなど、様々な立地で展開。2016年(平成28年)には、会社分割を経て「株式会社丸亀製麺」となりました。「こころのうどん 丸亀製麺」をキャッチフレーズに、もちもちつるっとした食感と、ふわっと広がる小麦の風味、香り豊かな出汁にこだわった讃岐うどんを提供。低価格で提供されるできたての讃岐うどんは、家族連れから高齢者まで幅広い層の支持を集めています。

2024年(令和6年)には、丸亀市の離島・広島に研修施設「心の本店」を開設。麺職人の育成や社員研修の場として活用しています。

はなまるうどん

はなまるうどん

はなまるうどんは、2000年(平成12年)に香川県高松市で創業した讃岐うどんのチェーン店です。店名は、創業者の「前田英仁」(まえだひでと)氏の「お客様からはなまるをいただきたい」という思いが込められています。2004年(平成16年)に「吉野家ホールディングス」と資本・業務提携を行い、2012年(平成24年)には完全子会社となりました。

全店舗で「一杯の讃岐うどん」へのこだわりを持ち、独自の品質管理と製法で本物の讃岐うどんを提供しています。自社工場で生産される生麺は、レタス1個分の食物繊維を含む「はなまる食物繊維麺」を採用し、出汁は瀬戸内海産の煮干しを中心に、ウルメイワシ節、サバ節を使用。香川県産醤油をブレンドした特製出汁は、「モンドセレクション」(商品の評価や品質向上を目的とする国際評価機関)最高金賞を複数回獲得しています。

2018年(平成30年)には、年間売上約270億円を記録し、業界第2位の規模に成長しました。2025年(令和7年)からは、「おいでまい!さぬきプロジェクト」を開始し、本社を創業地の高松市に戻すとともに、讃岐うどんの魅力を発信。県内店舗では、讃岐うどん用小麦粉「さぬきの夢」を採用し、より本場の味を追求しています。

はなまるうどんは全国に約500店舗を展開し、セルフサービス方式の導入により、手頃な価格で本格的な讃岐うどんを提供。一部の店舗においては「吉野家」の牛丼や「鶏千」(とりせん)の唐揚げも取り扱い、グループの相乗効果を活かした展開を行っています。

なか卯

なか卯

なか卯は、「ゼンショーホールディングス」の連結子会社として、丼物とうどんをメイン商品とする外食チェーン店。「厳選した鶏肉」と「こだわり卵」、「秘伝のタレ」で作る親子丼と、関西風のうどんを看板メニューにしているのが特徴です。

なか卯のうどんは、「もちもちした舌触り」と「シコシコした歯ごたえ」、「つるっとした喉越し」を実現するため、練り・熟成・圧延(生地を薄く延ばす工程)・切り分け・茹で方など、手打ちの製法を取り入れた独自の製造を行っています。素材へのこだわりも強く、独自の品質基準による牛肉の選定、特別に開発した飼料で育てた鶏卵の使用など、食材の品質管理を徹底。出汁は、主に宗田かつお(そうだかつお)と昆布を使用した関西風で、その日使う分を各店舗で丁寧に煮出し、最後まで飲み干せる旨みのある出汁に仕上げています。

また、なか卯は、漫画「キン肉マン」に登場する牛丼店のモデルとしても有名。作者「ゆでたまご」氏は大阪府住之江区の店舗を参考にしたことを明かしています。

つるまる饂飩

つるまる饂飩

つるまる饂飩は、国内産小麦を使用し店内で毎日製麺する、都会的なセルフスタイルのうどんチェーン店です。「うまい、やすい、はやい」をモットーに、忙しい都会の暮らしに合わせたサービスを提供しています。

麺は、多加水練りや足踏みなど、手打ちうどんの製法を取り入れた独自の生産方式で作られ、粘りゴシの強いもちもちした食感と優しい喉越しが特徴。出汁は昆布、かつお節、煮干し、さば節から抽出した一番出汁をふんだんに使用した関西風で、雑味のないすっきりとした味わいが麺によく絡むように仕立てられています。

店舗では、あっさりとした出汁によく絡む細麺に、様々な種類の天ぷらやコロッケなどのオリジナルトッピングを自由にアレンジして楽しむことも可能です。すべての天ぷらは店内で調理され、注文後すぐに揚げたての商品を提供。うどん以外にも、蕎麦や中華そば、手作りの寿司などのサイドメニューも用意しています。

店内はテーブル席を基本に、一部店舗では立ち食いカウンターや座敷も完備。全商品テイクアウトにも対応し、スタッフの温かい接客とともに、気軽に本格的なうどんを楽しめる環境を整えています。

どんどん庵

どんどん庵

どんどん庵は、「株式会社ディー・ディー・エー」が展開するセルフサービス方式のうどんチェーン店です。1997年(平成9年)に「株式会社サガミチェーン」(現在のサガミホールディングス)の子会社として設立されました。愛知県、岐阜県、三重県を中心に店舗を展開し、地域の食文化に根差したメニュー構成が特徴です。

店舗の大きな特徴は、うどん・そば・きしめんを温・冷合わせて6種類から選べる豊富なラインナップ。名古屋名物の名古屋カレーうどん、みそきしめん、みそかつなど、地元ならではのメニューを提供する他、天ぷら、フライ、おにぎり、丼物、各種惣菜など幅広いサイドメニューも取り揃えています。

どんどん庵はセルフサービス方式を採用し、多くの店舗では、客自身が茹で機で麺を湯がけるのが特徴です。一部店舗では、とんかつ専門店「かつたに」や「あんかけスパゲティ」を併設し、名古屋の食文化を手軽に楽しめる場を提供。名古屋駅周辺の店舗では、夜間、生ビールなどを割引価格で提供する「どん呑み」を実施し、ちょい飲みの要望にも対応しています。

また、天ぷらと丼、うどんは持ち帰りも可能で、手頃な価格と地域に密着したメニュー展開で、幅広い年齢層から支持を獲得。2020年(令和2年)には、新たにフードコート型の店舗もオープンし、様々な店舗形態で展開しています。