実は違いは濃さではない!ブレンドとアメリカンの違い/ホームメイト
喫茶店やカフェでコーヒーを注文するときに、「アメリカン」や「ブレンド」など細かくメニューが分かれていて、どれを選んで良いか分からず困ったことはありませんか。一般的にアメリカンは薄いコーヒー、ブレンドは濃いコーヒーだという考えが定着していますが、実はアメリカンはブレンドを薄めた訳ではなく浅く焙煎したコーヒーのことなのです。また「アメリカンコーヒー」という名は和製英語で、アメリカでは「ウィークコーヒー(薄いコーヒー)」と言われています。ここでは、コーヒーの代表的メニューやコーヒーに使われる代表的な豆についてご紹介していきましょう。
個性ある豆たちを組み合わせたブレンドコーヒー

豆の個性を組み合わせることで、味を安定させ好みの味を作り出したコーヒーのことです。昔は「ブレンド」と言うと質の悪い豆に上質な豆を混ぜて誤魔化すといったイメージもありましたが、今ではより良いコーヒーを作り出すためにブレンドされていることが多いと言われています。ブレンドの仕方ですが、ブレンドをする豆たちの焙煎度はできるだけ揃えておき、豆の種類は3~4種類にすることがポイントです。これは、あまりたくさんの種類の豆をブレンドするとすべての個性がぶつかってしまい統一の取れない味になってしまうためです。中間的な味の豆を基本とし、その味に酸味や苦みをもつ個性ある豆を混ぜ合わせ調和のとれた味をつくり上げることが大切です。自分でブレンドをする際は、一度各々の味や風味をしっかりと記憶してからはじめましょう。ここでは、ブレンドによく使われるコーヒー豆の銘柄と特徴をご紹介します。
- ブラジル サントスNo.2
- 香ばしさとさわやかな酸味が特徴のブラジル産の豆でブレンドコーヒーのベースに使われることがとても多い人気の高い豆です。ブラジルのコーヒーの等級ではNo.1は存在しないため、このNo.2が最高等級となっています。
- コロンビア スプレモ
- 豊かな酸味とコクが特徴のとてもサイズの大きい豆です。甘みとコクのバランスが良いクセのないコーヒーになります。
- ジャマイカ ブルーマウンテンNo.1
- 世界的に有名なジャマイカのブルーマウンテン。その中でも、大粒のものだけを選別したもの、最高品質のものがNo.1です。香りを飲む、と言われる程の優雅な香りと調和の取れた味わいはまさに「コーヒーの王様」です。
- ハワイ コナ エクストラファンシー
- ハワイの火山灰の土壌で栽培されるコナコーヒーの中でも最高級の豆で、ミネラル感に満ちており独特の酸味とあと味のほのかな甘味が特徴。バターのようなコクもあります。
浅煎り豆で淹れるアメリカンコーヒー
「アメリカンコーヒー」という言葉は、日本でのみ使われる和製英語であり、アメリカで通じることはありません。アメリカの主に西部地方では「ウィークコーヒー」と呼ばれ親しまれている、焙煎度の浅いシナモンローストの浅煎り豆を使って多めのお湯で淹れるコーヒーのことです。色が薄く、まるで紅茶のような色みであるためコーヒーをお湯で薄めたものをアメリカンだと思っている人も多くいますが、それは間違った認識で元々薄いものなのです。色が薄いのでカフェインも少ないと思われがちですが、カフェインは焙煎が深い程減っていくので、焙煎が浅いアメリカンは実はカフェインが多いと言われています。
味のごまかしがきかないストレートコーヒー
名前の通り、1種類のコーヒー豆のみ使用したコーヒーのことです。味のごまかしがきかないため、ストレートでおいしく飲めるコーヒーは数少ないと言われていますが、ブルーマウンテンNo.1やキリマンジャロなど各国の最高級銘柄はストレートコーヒーにも適していると言われています。

