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喫茶店・カフェ事典

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全日本コーヒー商工組合連合会

経済のグローバル化が進む近年、日本にも海外から多様なコーヒー文化が取り込まれ採用されています。そんな中、日本が独自に築き上げてきたコーヒーの焙煎技術を守り、向上することを目的に1966年(昭和41年)農林水産省の認可を受け、「コーヒー焙煎業者(レギュラーコーヒー製造業)の全国統一組織」として発足したのが、全日本コーヒー商工組合連合会(All Japan Coffee Roasters Association)です。以来、本当においしい1杯を淹れることができる、優れた技術を若い世代にも引き継ぐために様々な活動を行なっています。

全日本コーヒー商工組合連合会の活動内容

全日本コーヒー商工組合連合会の活動内容

日本のコーヒー産業に国内外の大企業が参入することで、価格競争も激化する中、日本の中小レギュラーコーヒー焙煎業は苦しい立場に立たされています。そこで、全日本コーヒー商工組合連合会では、安全な素材と確かな技術で淹れたコーヒーを提供できる人材を育成することに力を入れて取り組んでいます。

インストラクター検定

素材となるコーヒー豆の知識や焙煎技術、抽出方法などの基礎知識や、コーヒー豆を自ら選んで作るオリジナルブレンドや商品の企画などの応用技術を身に付けることができる検定です。コーヒー業界に携わるプロはもちろん、コーヒーを愛飲する一般消費者も検定を受けられる対象になります。以下の3種類にレベル分けされた養成講習会を受講したあと、検定試験を受けます。インストラクター2級から順番に取得し、合格者は次の級を目指すことができます。

コーヒーインストラクター2級
コーヒーの基本的な知識や鑑定技術についての検定で、コーヒーについて詳しく勉強をしたい人、コーヒーを店舗などで販売する人が主に対象。
コーヒーインストラクター1級
コーヒー製造業者を主に対象とし、プロフェッショナルに求められる専門知識や鑑定技術を認定。
コーヒー鑑定士
上記2つをクリアした上で、さらに原料の調達から製造管理、品質管理までの高度な専門的知識を取得したい人を対象。

J.C.Q.A資格認定ブローチ

上記の資格を取得すると資格認定のブローチを購入することができます。コーヒーインストラクター2級はシルバー、1級はゴールド、コーヒーマスターは黒と色が分かれ、それぞれコーヒーの実がデザインされています。

海外研修事業

コーヒーのルーツや現在のコーヒー産業への知識を深めるため、組合員は毎年海外に視察研修旅行を実施しています。視察地は、ハワイやインドネシアなどの原産地で農園や精選工場を見学する他、イタリアなどの消費国のカフェやバール、工場を訪問することもあります。

コーヒー商工組合連合会の歴史

1966年(昭和41年)に全国コーヒー商工組合連合会が設立されましたが、その基盤となったのが1947年(昭和22年)に発足した全国珈琲商工業組合連合会です。その後、各エリアに分かれより地域に密着したコーヒー商工組合が発足していきました。名称の後ろにある( )内は現在登録されている組合員数を表しています。

  • 1947年(昭和22年)東日本コーヒー商工組合(64社)と中部日本コーヒー商工組合(36社)設立
  • 1950年(昭和25年)大阪珈琲商工組合(53社)設立
  • 1963年(昭和38年)京都珈琲商工組合(13社)と西日本コーヒー商工組合(12社)設立
  • 1965年(昭和40年)兵庫県コーヒー商工組合(20社)設立
  • 1990年(平成2年)中国コーヒー商工組合(8社)設立

こうして各地に広がったコーヒー商工組合は、それぞれの地域で講習会やセミナー、地域のイベントに参加することなどを通して日本のコーヒー産業に尽力しています。