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寿司屋事典

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カジュアルで人気の回転寿司チェーン「かっぱ寿司」

かっぱ寿司は、外食大手株式会社コロワイド傘下の、カッパ・クリエイトホールディングス株式会社が展開する回転寿司チェーン。寿司をカジュアルなスタイルで提供することで、2015年(平成27年)2月現在、日本全国に340店舗以上を構える大手に成長しています。2009年(平成21年)には韓国にも出店し、今後は中国をはじめとしたアジア地域への出店も視野に入れています。

桶が流れる回転寿司

桶が流れる回転寿司

1973年(昭和48年)、創業者の徳山淳和氏が長野県で寿司の製造販売をはじめたことから始まったかっぱ寿司。スーパーなどで販売される寿司の製造を行なっていましたが、1979年(昭和54年)に長野市で第1号店を開店して回転寿司事業に参入します。その際、他店との違いをつけようとベルトコンベアではなく、水の上に寿司を入れた桶を流して回転させ、物珍しさも手伝って大繁盛しました。かっぱ寿司の名前は、この水に浮かぶ桶がかっぱのお皿のように見えたことから名付けられました。2015年(平成27年)現在、関東、中部、東北地方に多くの店舗を構えており、北海道や四国など未進出の地方もあるものの、広範囲にわたって展開しています。

生まれ変わるかっぱ寿司

長らくリーディングカンパニーとして回転寿司業界を引っ張ってきたかっぱ寿司ですが、経営状態は順風満帆とはいきませんでした。競争が激化した2005年度(平成17年度)に16億円の最終赤字となってしまいます。その後100円寿司ブームの追い風もあって2009年度(平成21年度)に21億円の最終黒字まで回復しますが、東日本大震災後の2013年度(平成25年度)には不採算店の大量閉鎖もあって71億円もの最終赤字に。2014年(平成26年度)に「手作り居酒屋甘太郎」や「炭火焼肉酒家牛角」、「ステーキ宮」などの事業を扱う株式会社コロワイドが株式を公開買い付けし傘下におさめ、生まれ変わったかっぱ寿司として再スタートをきっています。

かっぱの改新でリスタート

近年、サービスを向上してお客様の満足度を高めるため、ネタやメニュー、店舗システムなどを改めていく「かっぱの改新」を実施しています。寿司の命とも言える鮮度にこだわり、店舗で切り分けたできる限り新鮮なネタ、厳選されたお米とお酢を使ったシャリを使用して商品価値を高めています。厨房では、しゃりを箸で挟んで1~2秒後に割れるかっぱ寿司が考える理想のやわらかさを、しゃり握りマシンによって実現。サラダ軍艦のサラダなどは、裁断や調理、袋詰め、検査まで商品を工場で一括してまかない各店舗に配送され、安定した味を保っています。

かっぱ寿司では「一皿108円」という分かりやすく破格の値段が特徴ですが、「極み特選逸品」として194円のハイクオリティメニューも追加されました。またメニューはあぶりのネタを増やし、ひと手間加えた豊富なバリエーションを用意。「海老天巻」などの揚げ物は、注文を受けてから揚げて提供しています。サイドメニューも一新し、「特選茶碗蒸し」などもお店で手作りしています。注文方法には気軽に楽しく注文できるタッチパネルを採用。注文したメニューは専用の特急レーンで新幹線が届け、子どもに大人気となっています。