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ステーキハウス事典

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日本でもっとも認定基準が厳しいブランド牛!日本三大和牛の一つ「神戸ビーフ」

日本三大和牛として知られる神戸ビーフは、日本でもっとも認定基準が厳しいブランド牛です。世界的にも高い知名度を誇り、「和牛」という意味で「KOBE BEEF」との呼称が使用される程、広く浸透しています。

純血の但馬牛のみを肥育

純血の但馬牛のみを肥育

兵庫県は、和牛のルーツとして知られる但馬牛の生産地でもあることから、神戸ビーフの1番の条件として、「純血の但馬牛のみ」が挙げられています。そのため、出荷時に神戸ビーフの基準を満たしているものに関しては、「神戸ビーフ」と「但馬牛」のどちらかの銘柄を選ぶことができます。

「神戸ビーフ」の名は、厳しい条件をクリアした証

神戸ビーフの条件は、ブランド牛の中ではもっとも厳しいものだと言われています。「兵庫県内の指定農家にて純血の但馬牛を平均960日間肥育すること」「未経産のメス牛、もしくは去勢済のオス牛」といった肥育に関する条件に加え、県内の指定食肉センターにて、「霜降りの度合い」「肉質等級」「重量制限」といった、厳しい基準をクリアしなければなりません。神戸ビーフとして認定されると、神戸牛の証である「菊の判」が肉に印され、「神戸之肉証」が交付されます。

融点の低い脂肪分が特徴

神戸ビーフの特徴は、人肌で溶ける程に融点の低い脂肪分にあります。赤身の部分に細かく入り込んだ「霜降り」からは、上品な甘みを感じます。程良く残った赤身が脂肪の風味や香りと溶け合い、濃厚さを引き立てます。また、うまみ成分として有名な「イノシン酸」「オレイン酸」を豊富に含むため、肉を飲み込んでからも口の中においしさの余韻が残ります。

海外で人気を博した神戸ビーフ

神戸は、1868年(明治元年)に、国際港として門戸を開きました。その後、多くの外国人が移り住み、日本の伝統と外国文化が行き交う街として発展を続けます。当時は、1000年以上続いた肉食禁止令が解禁されてすぐの頃だったため、日本にはまだ肉食文化が根付いていませんでした。そんな折、神戸を訪れたひとりのイギリス人が但馬牛を食べる機会に出会い、そのおいしさに衝撃を受けたと言います。それがきっかけとなって、外国船から牛の輸出を求められるようになりました。そうして海を渡った但馬牛は外国で「神戸ビーフ」と呼ばれ、「おいしい和牛」の代名詞として広く知られるようになりました。

特に欧米で大人気のブランド牛

2009年(平成21年)には、アメリカのメディアが選ぶ「世界でもっとも高価な食材9選」に、フォアグラ、キャビア、白トリュフなどと並び、神戸ビーフが選出されました。神戸ビーフは特に欧米での人気が高く、アメリカのオバマ大統領をはじめ、日本を訪れる著名人が、食事に神戸ビーフをリクエストするケースも少なくありません。また、NBAの有名バスケットボール選手、ジョー・ブライアントは、神戸ビーフのおいしさに衝撃を受けた、息子に「KOBE(コービー)」と命名しました。その後、コービー少年は父親と同じくバスケットボールの道を志ざし、現在もプロプレーヤーとして活躍しています。