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お好み焼き屋事典

お好み焼き屋事典

全国各地で個性が豊か!?お好み焼きをご紹介

関西風お好み焼きや広島風お好み焼き、そして東京のもんじゃ焼き、東北のどんどん焼きなど、お好み焼きは日本各地に広く存在しています。その種類は地方ごとに特色があり、その地域差を理解するとお好み焼きがその土地ごとの人々に大変親しまれている料理だということが再確認できます。「小麦粉を水で溶き、好きな具を入れて焼いて作る」といったシンプルな調理法で、かつ鉄板一枚あればできる料理であることも日本の各地にお好み焼きが広まった理由であると考えられます。

北海道

北海道

北海道には独自のお好み焼きはないと言われますが、札幌市などの都市を中心にチェーン店が多く存在しており、関西風・広島風・もんじゃ焼きなど主なお好み焼きが食べられています。

東北地方

東北地方には、東京で生まれた「もんじゃ焼き」から派生した「どんどん焼き」が各県に見られ、地域ごとの特色が出ています。主なものには岩手県の「薄焼き」、宮城県の半月状の「どんどん焼き(これを地元では『お好み焼き』と呼んでいます)」、同じく宮城県の「くるくるお好み焼き」、そして山形県内陸部には木の棒にロール状や短冊状に巻き付けた「どんどん焼き」があります。

関東地方

関東地方で最も人気のあるお好み焼きは「もんじゃ焼き」です。これはもんじゃ焼きが誕生した東京と地理的に近いことが大きな理由として考えられます。また、関西風のお好み焼きをメニューに採用しているお店が多く、一般的に関東地方で「お好み焼き」と言えば関西風が連想されると言われています。しかし、近年広島風お好み焼き専門店が都内に増えてきていることもあり、関東地方での広島風の認知度は上がっていると言えます。

東海地方

静岡県では、浜松市を中心とする地域で食べられている「遠州焼き」の他、富士宮市とその周辺では地元の人気B級グルメ「富士宮焼きそば」が乗った「しぐれ焼き」というお好み焼きがあります。また愛知県名古屋市でのお好み焼きは広島風と同じ作り方で作られますが、広島風よりも小麦粉の量が多いために厚みがあるのが特徴です。名古屋のソースメーカー「カゴメ」「コーミ」がそれぞれお好み焼き専用のソースを販売していたこともあります。

北陸地方

富山市内のお好み焼き店の約半数で、刻みコンブ入りのお好み焼きが提供されていることが特色です。コンブの購入金額が全国一の富山市ならではの風習と見られますが、これは1960年代から親しまれてきた味付けだと言われています。

近畿地方

関西風お好み焼き、モダン焼き、和歌山県御坊市の「せち焼き」、兵庫県姫路市の「どろ焼き」の他、様々なお好み焼きのバージョンが点在する地域です。神戸市長田区の牛すじ煮込み入りのお好み焼き「ぼっかけ」、大阪府岸和田市の鶏肉・牛脂入りの「かしみん焼き」、大阪府富田林市の豚肉鉄板焼を入れた「ブー太郎焼き」など、バリエーションの豊富さはさすがに「粉もん文化」の本拠地です。

中国地方

広島風お好み焼きの他、多数のお好み焼きバリエーションが見られる地域です。特に広島県と岡山県では地域ごとに具材が異なるお好み焼きが多く見られます。

四国地方

瀬戸内海を挟んで広島県との交流が盛んな愛媛県では広島風お好み焼きが見られますが、他の四国地域での主流は関西風お好み焼きです。しかし徳島県では金時豆を入れた「豆焼き」という物があり、それに卵を入れた「豆玉焼き」、小エビの天ぷらを入れた「豆天玉焼き」など、昔から徳島に伝わる独自のお好み焼きが見られます。

九州地方

福岡県大牟田市や熊本県荒尾市では、お好み焼きは「ダゴ」と呼ばれて親しまれ、特に大牟田市は「ダゴの街おおむた」を掲げて街おこしの起爆剤としてアピールをしています。

沖縄地方

沖縄では「ヒラヤーチー」と呼ばれるものがポピュラーです。「ヒラヤーチー」とは沖縄の方言で「平焼き」の意味です。水で溶いた小麦粉にツナ缶やニラなどを混ぜ合わせてフライパンで焼いていきます。関西風の「混ぜ焼き」ですが厚みはそれ程なく、「平焼き」の名の通り薄く食べやすい家庭料理です。