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ラーメン屋事典

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外国では、独特の食べ方をするワンタンメン

「ワンタン麺」は、世界の中で主にアジア圏を中心に食べられている麺料理のひとつです。日本以外では中国、シンガポール、マレーシアのワンタン麺が有名です。エビやネギ、肉を包んだワンタンは中国語で「雲吞」と書き、中国の広東地方で生まれたと言われています。日本以外では、ワンタン麺はひとつの料理のジャンルとして確立されていますが、日本ではあくまでワンタンを入れたラーメンを指します。日本、そして世界で食べられているワンタン麺についてご紹介します。

ワンタンの作り方

ワンタンの作り方

小麦粉で作った皮を伸ばして、魚介類や野菜、肉の餡を包めばワンタンのでき上がり。ワンタンは茹でてからスープに入れます。麺と一緒に食べず、鶏ガラで作ったスープと一緒に食べるワンタンは古くからある中華料理のひとつです。

古くはワンタンも餃子も同じだった

ワンタン麺は中国の広東地方で考案されたと言われ、ワンタン自体は中国北部の華北で生まれたとされます。当時は餃子と同じ物として扱われ、区別されていませんでした。日本にワンタンが伝わってきたのは随分古く、平安時代に編纂された漢和辞典、新撰字鏡にワンタンに関する記述が見られます。古くから日本にもあったワンタンは、うどんや山梨県名物ほうとうのルーツではないかとする説もあります。

独特の食べ方をする香港のワンタン麺

中国全土で見ると、ワンタンと麺を一緒に食べる習慣はありません。麺もワンタンも独立した料理と考えられています。中国全土で、ワンタン麺は定着していませんが、それでも発祥エリアである中国南部の広東省、香港ではワンタン麺はよく食されています。香港ではワンタンの中に主にエビが入り、肉はほんの少し入る程度で麺は極細、そして黄色いニラを添えます。

マレーシアのワンタン麺

マレーシアはペナン、パハンなど州ごとにワンタン麺も微妙に異なりますが、全体で見れば、麺とワンタンを別々の器で提供したり、そしてスープもあくまで麺が器で浸る程度と少量なことがマレーシアのワンタン麺の特徴と言えるでしょう。麺はあらかじめオイスターソースで味付けもされていて、日本人がイメージするたっぷりのスープで食べるワンタン麺とはかけ離れています。

その他、アジア圏のワンタン麺

タイ、シンガポールでもワンタン麺は食べられています。シンガポールのワンタン麺もマレーシアと似ていて、少ないスープで食べる麺料理にワンタンが添えられているという方が分かりやすいでしょう。店によっては茹でた物でなく、揚げたワンタンが出されることもあります。タイでは「バミー・キアオ」と呼ばれていて、マレーシア、シンガポール同様に麺の上にチャーシューがのってくることが定番です。

日本のワンタン麺

日本のワンタン麺は醤油ラーメン、塩ラーメンとあっさり味のラーメンがベースになることが基本です。香港のワンタンと違い、ワンタンの餡には肉が多く使われます。あくまでラーメンの一種として食べられるワンタン麺ですが、ラーメン屋でサブメニューとして提供する店は少なく、中華料理屋の中の一品メニューとして出されています。