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居酒屋事典

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酎ハイの元祖を生み出した居酒屋チェーン店「村さ来(むらさき)」

1973年(昭和48年)に東京都世田谷区に1号店を出店した「村さ来」は、酎ハイのバリエーションを多く生み出したことで有名な居酒屋です。焼酎を炭酸で割っただけの酎ハイは、どこの居酒屋にもありましたが、「村さ来」はシロップを加えたカクテルのような甘い酎ハイを生み出し、酎ハイの元祖として広く知られることになりました。

2015年(平成27年)に創業40周年を迎えたことを機に、テーマを「原点回帰」とし、居酒屋の定番メニューを取り揃えた、より安心・安全に楽しめる店舗作りを目指しています。

1号店のオープンから現在まで

1号店のオープンから現在まで

全国に140店舗を展開する「村さ来」は、外食管理システム開発、物流事業、店舗デザイン設計施工事業、覆面調査事業、物件・フランチャイズの加盟開発をしている「ジー・コミュニケーション」のグループ会社「ジー・テイスト」が運営しています。

フランチャイズ1号店がオープンしたのは1976年(昭和51年)。場所は東京都・代沢でした。これを機に全国各地に本部を設置するなど盛んな出店戦略が功を奏し、1982年(昭和57年)、1983年(昭和58年)には100店舗以上の加盟店がフランチャイズに加入することで全国チェーンへと飛躍。当時は「つぼ八」や「養老乃瀧」と並ぶ「居酒屋業界の御三家」と呼ばれる程大繁盛した居酒屋チェーンでしたが、バブル経済の崩壊に見舞われたことや、勢い良く増加する加盟店に対し、経営体制がしっかり整っておらず、加盟店が次々と撤退。悪化の一途をたどっていきました。そんな「村さ来」を救ったのは消費者金融の「レイク」や冷凍食品の「加ト吉」(現「テーブルマーク」)、日本たばこ産業(JT)。傘下に入れることで「村さ来」ブランドを維持し続けることができたのです。運営する会社は変わっても、「村さ来」のブランドイメージは昔のまま。今も昔からの根強いファンが多く存在します。

長きに渡る人気の理由

様々なジャンルの会社の傘下となり、紆余曲折を経てきた「村さ来」ですが、安心できる定番メニューと酎ハイの豊富なバリエーションなどを理由に、学生をはじめ、歓送迎会やパーティーなど、宴会には最適な居酒屋として、今も昔も変わらず幅広く利用されています。

東京などの都会ではビルの高層階に位置している店舗も多く、夜景を見ながらアルコールや料理が楽しめるようになっている他、地方では駐車場を完備し、ファミリー層向けのメニューを充実させるなど、立地に合わせた店作りを行なっています。

また、安くておいしくて他の地域に行っても安心して楽しめる「村さ来」は、たまたま席がとなり同士になった見知らぬ人とも盛り上がれるコミュニケーションの場としての雰囲気を残しているのも魅力のひとつ。古き良き時代の居酒屋の良さをそのままに、現代のテイストをプラスした飽きない店として、多くの利用客に喜ばれています。

この他にも、「全国鶏行脚 ぱたぱた家」や「とりあえず吾平」、「アントニオ猪木酒場」、「名古屋ヤミツキ酒場」、「小樽食堂」、「大正ロマン居酒屋 ハイカラヤ」、「旅籠屋」、「とりバックス」、「焼肉屋さかい」、「カルビ大陸」、「平禄寿司」、「まるさ水産」、「敦煌」、「おむらいす亭」、「あげてんや」、「鈴の屋」、「とんかつ豚屋」、「長崎ちゃんめん」など、多種多様なグループ店も全国に点在しています。