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居酒屋事典

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「幻の焼酎」と呼ばれ多くの人が手に入れたい人気の焼酎「森伊蔵」

本格焼酎ブームの火付け役のひとつとなった「森伊蔵」は、生産量が少ないことから「幻の焼酎」と呼ばれ、一時、定価2,300~3,000円の商品がインターネットオークションで10倍もの値に跳ね上がり、さらには偽物まで出回ったことがありました。それほど多くの人が手に入れたい人気の焼酎です。

契約農家が栽培したさつま芋「黄金千貫(こがねせんがん)」と「高隈山(たかくまやま)」系の伏流水である地下水を使い、伝統製法のかめ壺で仕込んだ逸品は、フランスの元大統領、ジャック・シラク氏が「フランスのブランデーよりおいしいと」と感動したことでも知られています。

ここでは「森伊蔵酒造」の歴史、さつま芋「黄金千貫」の特徴、そして、商品のラインナップを紹介します。

森伊蔵酒造の歴史

森伊蔵酒造の歴史

創業は1885年(明治18年)。酒蔵は錦江湾と桜島を望む海沿いの街、鹿児島県垂水市にあります。銘柄「森伊蔵」の名前は4代目の当主、森伊蔵さんからつけられました。4代目が破産の危機を迎えていたころ、1981年(昭和56年)に8人兄弟の末っ子である森覚志(もりかくし)さんがサラリーマンを辞めて5代目としてあとを継ぎ、当時は「錦江(きんこう)」という銘柄の焼酎を醸造。しかし、あまり売れなかったことから、「下戸の自分が飲めるようなおいしい焼酎を作ろう」と、これまでの製法を180度変えて研究に研究を重ね、1988年(昭和63年)に「森伊蔵」を発表しました。

さつま芋「黄金千貫(こがねせんがん)」の特徴

芋焼酎の原料となるさつま芋は、「唐芋(からいも)」、「甘藷(かんしょ)」、「琉球藷(りゅうきゅういも)」と呼ばれています。「森伊蔵」で使われている品種「黄金千貫」は、1966年(昭和41年)に九州沖縄農業センターで育成され、黄金色の芋がざくざく収穫できるという意味から名付けられました。アメリカ品種が2分の1含まれるヘテロシス品種で、黄褐色の皮と白っぽい黄色の肉色が特徴です。甘みとコク、なめらかな舌触りがあるため、食用としても人気ですが、アルコールを作り出すための必須成分であるでんぷん粒子がきめ細かく、さらさらしているため、でんぷん歩留りがとても高く、アルコールが生成される割合が高いさつま芋です。「森伊蔵」では、この黄金千貫の中でも、契約農家が作った低農薬の黄金千貫を使っています。

「森伊蔵」の入手方法

スタッフ15人程の小さな蔵でかめ壺を使って丁寧に造るため、需要と供給がくずれてしまい、入手困難な幻の焼酎と呼ばれるようになった「森伊蔵」。当選確率は0.2%と言われていますが、森伊蔵酒造の抽選販売に電話で申し込み、定価で手に入れて味わいましょう。毎月15~25日に抽選申し込みを募集し、当選者は発送か店頭受け取りが選べます。詳細は森伊蔵のWEBサイトをご覧下さい。

また、日本航空では、国際線のファーストクラス、ビジネスクラスの利用客限定で販売しています。

ラインナップ

「森伊蔵」のラインナップを紹介します。

森伊蔵

ほとんどの酒蔵は手入れがしやすいステンレス製のタンクで仕込みますが、「森伊蔵」は地中に埋めて一定の温度で貯蔵するかめ壷で丁寧に仕込んでいます。そのため、丸みのある口当たりで飲みやすく、また、フレッシュなさつま芋の香りがすっきりと楽しめるので、焼酎が苦手な人にもおすすめです。

アルコール度数:25度

原料:さつま芋(黄金千貫)、米麹