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居酒屋事典

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プレミア価格が付けられるほど、酒好きに高い支持を得続けている「越乃寒梅(こしのかんばい)」

新潟県新潟市の田園地帯、亀田郷で生まれた「越乃寒梅」は、ときにプレミア価格が付けられるほど、酒好きに高い支持を得続けている新潟を代表する銘酒です。亀田郷は、阿賀野川、信濃川、そして、信濃川と合流する小阿賀野川が流れ、豊富で質の良い水源に恵まれており、江戸時代からの梅の名産地でもありました。寒さに堪えて厳しい冬を越し、まだ雪が残る初春に凛とした美しい花を咲かせる梅は、妥協を一切許さない姿勢と酒が持つ淡麗辛口のイメージが重なり、銘酒「越乃寒梅」の名前の由来となりました。

ここでは「越乃寒梅」を手掛ける「石本酒造」の歴史と、「越乃寒梅」のラインナップを一部紹介します。

「石本酒造」の歴史

「石本酒造」の歴史

創業は1907年(明治40年)。「農作業に励む地元の人たちに喜んでもらえる酒を造りたい」という想いから、「越乃寒梅」は誕生。その後、数々の品評会で注目されるにしたがって酒蔵も成長していきましたが、昭和に入ってから起こった戦争で酒の製造ができなくなり、終戦後も食糧不足で米が手に入りにくくなったことから、休業せざるをえない時期がありました。それでも地元の人々のために少量の酒を作り続け、当時は精米歩合を87%に規制されていましたが、「石本酒造」は80%まで磨き、おいしさにこだわりました。高度成長期の「大量生産が良い」とされていた時代にも流されず、切れのある飲み口を追求し、今も昔も蔵の大きさに見合った量を造り続けています。

ラインナップ

量より質にこだわって丁寧に作られる「越乃寒梅」。ラインナップを紹介します。

超特撰

室温1度の環境で2年間熟成させた大吟醸は、高品質の山田錦を使った繊細な味。熟成させた旨みとコク、澄んだ飲み心地、あと味の余韻まで楽しめます。おすすめは冷ですが、ぬる燗もおいしく頂けます。

アルコール度数:16~17度

酒米:山田錦

精米歩合:30%

特撰

常温やぬる燗でも楽しめる石本酒造自慢の吟醸酒です。軽くてなめらかな口当たりと、ふくよかな旨みが広がるあと味が特徴。料理と一緒に最後まで上品に頂けます。

アルコール度数:16~17度

酒米:山田錦

精米歩合:50%

金無垢(きんむく)

低温でたっぷり熟成させた繊細で深い飲み口の純米大吟醸。ぬる燗で頂くと、よりいっそうフルーティーな吟醸香を感じることができます。

アルコール度数:16~17度

酒米:山田錦

精米歩合:38%

無垢(むく)

純米吟醸を気軽に味わいたい方におすすめです。米本来の旨味がしっかりと感じられるとろりとした舌触り、そして、酸味を抑えた深い味わいが特徴です。

アルコール度数:16~17度

酒米:山田錦

精米歩合:50%

別撰

軽やかですっきりとした口当たりは、淡麗辛口と呼ぶにふさわしい特別本醸造。爽やかな飲み口で楽しみたい場合は常温か冷で、ふくよかな味わいを感じたい場合はぬる燗がおすすめです。

アルコール度数:16~17度

酒米:五百万石、美山錦、越淡麗など

精米歩合:55%

白ラベル

晩酌として毎日楽しめるよう、料理に合う、飽きない、次の日に残らない酒を目指して造られた普通酒です。あと味が力強く跳ねることから、「尻ピン」とも呼ばれています。丁寧に仕込み、低温で長期間じっくり熟成させた酒は、吟醸造りの技術が生きています。

アルコール度数:15~16度

酒米:五百万石、こしいぶき、兵庫北錦

精米歩合:59%