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居酒屋事典

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醸し人九平次

ミシュランが認定したフランス・パリの3つ星レストランに唯一の日本酒として採用されたことでも有名な酒「醸し人九平次」は、愛知県名古屋市にある酒造メーカーです。「美意識」、「本質」、「先見性」を酒造りの柱に、新しい視点から日本酒の可能性を広げています。そのこだわりは、自社で酒米「山田錦」を育てていることからも伝わってきます。ワイングラスで飲みたくなるほどエレガントな日本酒。その歴史と商品のラインナップを紹介します。

「萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)」の歴史

「萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)」の歴史

「醸し人九平次」が生まれた「萬乗醸造」は、「母屋」、「旧精米作業場」、「瓶詰作業場」、「元蔵」、「中蔵」、「新蔵」、「白米倉庫」、「離れ」、「土間」、「内井戸」、「旧仕込蔵および樽修理場」、「外井戸」が、それぞれ江戸、明治、大正時代、昭和初期にかけて建てられており、国・県指定文化財と国の有形文化財に登録されています。創業は1717年(享保2年)です。

「醸し人九平次」の誕生

職を転々としていた15代目の久野九平治さんが実家の酒造りを継ぐことを決めたことで、萬乗醸造は新しい一歩を踏み出しました。これまで大手酒造会社の下請けで量産品の酒を作ってきたことを見直し、手作りを大切にした仕込方法に変更。最高の日本酒を作ることを目標に、日々研究を重ね、1997年(平成9年)に「醸し人九平次」が誕生したのです。久野九平治さんが稼業を継ぐと決めるまで、酒造とはまったく関係のない仕事をしてきたことが、新しい視点やアイデアにつながり、銘酒を生み出しました。

その後、フランスへ飛び込みで営業に行き、パリの3つ星レストラン「ギィ・サボア」に採用されました。

水と米へのこだわり

水は、愛知県と長野県の県境にある標高600メートルの山の天然水を使用しており、長期間味が変わらない特性を持ったやわらかい水です。米は、兵庫県で山田錦を自家栽培しています。

ラインナップ

量より質にこだわって丁寧に作られる「醸し人九平次」。ラインナップを紹介しましょう。

別誂(べつあつらえ)

透明感とクリーミーさを併せ持つ純米大吟醸。アンデスメロン、洋梨、りんごの皮のような香りを醸し出し、パリの3つ星レストランに認められたフランス料理と相性の良い味わいです。

 アルコール度数:16.5度

酒米:山田錦

精米歩合:35%

彼の地

純米大吟醸で、ラベルに米を収穫した年が書かれているビンテージ酒です。エレガントをベースに、酸味、甘味、辛味、苦味、渋味、そして香りを感じることができます。手元で熟成させてから味わうのも楽しみ方のひとつです。

アルコール度数:16度

酒米:山田錦

精米歩合:40%

ヒューマン

性別、国境、民族、文化を飛び越えた日本酒を目指して作られた純米大吟醸です。とろりとした濃密な舌触りは、フィニッシュに向けて軽快で切れのいいさらりとした口当たりに変化していきます。

アルコール度数:16度

酒米:山田錦

精米歩合:45%

山田錦 EAU DU DESIR(希望の水)

グレープフルーツのような南国の果実を思わせるまろやかな香りと、ハチミツのような甘味のバランスが絶妙な純米大吟醸で、ワインのように楽しめます。

アルコール度数:16~17度

酒米:山田錦

精米歩合:50%