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居酒屋事典

居酒屋事典

多種多様に広がり続ける、近年の居酒屋の世界をご紹介

仕事帰りにちょっと一杯、気の合う仲間との交流、接待、デートなど、男性を中心に利用されるイメージが強かった居酒屋。しかし近年は、主に居酒屋チェーン店がアルコール以外のドリンクやスイーツといった女性好みのメニューを豊富に取り揃えたことで、女子会や小さな子どもを連れた主婦、さらには家族で夕飯にと、気軽に出かけられる身近な存在になってきました。

地域の特徴が色濃く感じられる個人店や明るい雰囲気でリーズナブルに楽しめるチェーン店、ワイン専門店など、多種多様に広がり続ける居酒屋の世界を紹介します。

近年の居酒屋

近年の居酒屋

居酒屋は、大衆酒場、赤提灯、縄のれんとも言います。日本全国どこのまちにも居酒屋はありますが、基本的には日本酒、ビール、焼酎などのアルコール類と店主がこだわった料理が食べられる店を指します。ビストロ風居酒屋、中華風居酒屋、立ち飲みも居酒屋の仲間です。

チェーン店はメニュー開発が進み、洋風メニューやスイーツなども扱う店が増え、レストランに近い存在になってきました。また、居酒屋とファミリーレストランの中間をコンセプトとする店舗もあります。

個人が経営する居酒屋

入口にあるのれんや提灯が目印です。店内には座敷、テーブル席、カウンターが用意され、広さによって20人くらいの団体客を受け入れる店もありますが、ひとりや2、3人で訪れるお客さんがメインです。

映画やテレビの時代劇で映し出される居酒屋にはカウンターがなく、大きな丸い机をお客さんが囲んで飲んでいるシーンが出てくることから、当時は料理場の目の前で食べる慣習がなかったと考えられます。カウンターがメジャーになったのは、映画の西部劇に映し出されたバー。西部劇が日本で見られるようになってから、居酒屋でカウンターを取り入れたのではないかという説がありますが、実際のところは分かりません。カウンターにはたいていひとり客か常連客が座り、扱う酒はこだわりの銘柄、店主の出身地の地酒を置くところもあります。料理は季節を先取りしたてんぷら、刺身、煮込み、卵焼き、ポテトサラダなどが卓をにぎわせます。

駅周辺の裏路地、住宅街にひっそりとたたずむ小さな店の多くは親子代々で受け継がれ、お客さんも親子代々で訪れることが多いようです。最近は、居酒屋評論家がこういった個人店をメディアに紹介したことで、注目が集まっています。お気に入りの店を見付け、常連になるのも楽しみ方のひとつです。

居酒屋チェーン店

居酒屋に全国展開のチェーン店が登場したのは1980年代。鮮魚、肉料理、スイーツ、食材の安全、内装、スタッフのもてなしのこだわりをはじめ、大人向け、若者向けなどチェーン店ごと、地域ごとに特徴が見られます。中にはチェーン店でもその店にしかない店長こだわりの独自のメニューが用意されていることもあります。

個人店よりもリーズナブルな料金で楽しめることが多く、宴会用のコース料理や飲み放題も充実しています。また、ワタミフードサービスの場合は、個室感覚の食空間で高級感のある「語らい処 坐 和民」や本格炭火焼、自家製おでんなどを提供する「炭火やきと手づくり料理 わたみん家」の他、和食居酒屋の「仰天酒場 旨い屋」、日本食ファミリーレストランの「ごちそう厨房 饗の屋」など、さらに細かく系列店が分かれています。

居酒屋甲子園

「共に学び、共に成長し、共に勝つ」を理念に掲げ、「居酒屋から日本を元気にする」という目的で2006年(平成18年)から「居酒屋甲子園」が開催されています。エントリーされた全国の居酒屋へ覆面モニターが出向き、お客様の視点に立った独自の選考基準で優秀店舗を選びます。その後、一次予選、二次予選、地区大会で勝ち抜いた5店舗の居酒屋が11月の本大会でプレゼンを行ない、5,000人の観客の投票で日本一を選びます。2014年(平成26年)は、参加店舗数が1,328店舗で、大分県の「感動のもつ鍋処 陽はまたのぼる 府内店」が優勝しました。