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日本は世界でも有数のグルメ天国です。海と山が育んだ豊富な食材、良質な水、そして日本人の繊細な気質が、他国にはないユニークな食文化を生み出しました。すなわち「和食」です。海外から東京観光へ訪れた方々は、ぜひ和食を味わい、舌で日本を堪能しましょう。特に東京は、国内で最も料理店が集まるグルメ激戦区。絶対に味わいたい定番和食や訪れてほしい名店を、一挙ご紹介します。

岸ゆうなと岸ゆづる
国内最大級の飲食店情報サイト「クックドア」

記事

【グルコック】

海外の観光客・訪日客におすすめの東京グルメ(和食)特集

訪日客との食事会

ユネスコ無形文化遺産に登録され、ますます世界中から注目を集めている和食。その背景には、古来より受け継がれてきた伝統や、職人が長い時間をかけて磨き上げた技術、食材への徹底したこだわりなどが隠れています。それは日本が生んだ「食べる芸術品」です。

海外の方々へおすすめしたい東京グルメとして、寿司日本料理天ぷらそばなどのジャンルに分けて、和食が持つ魅力を掘り下げていきます。

ただおいしいだけでなく、日本文化に根ざした「こだわり」にふれられる名店が数多く集まる地・東京。そこには、料理に込められたもてなしの心がしっかりと根付いています。

和食の王道「寿司」で至福のひととき

銀座久兵衛 銀座本店

今や世界中で広く食べられている寿司は、和食の代名詞と言える存在。しかし、同じ寿司でも、海外における「Sushi」と日本の「寿司」は大きく異なります。

日本の場合、ほぼすべての寿司店が生魚をネタに用いることに対し、海外とりわけ西洋では魚の生食文化が薄く、ネタはおもにアボガドツナ鶏のササミなどを使用。

さらに日本の寿司は、おもに板前が修業を積んだ上でその技を駆使する料理ですが、海外では調理師免許を持つシェフが食材を活かして寿司型の創作料理を作るようなかたちです。つまり本物の寿司は、日本でこそ真髄を味わえるものと言えます。

東京に暖簾をかかげる人気寿司店で、本場ならではのおいしさおもてなしを見ていきましょう。

名店が生み出す極上の美食

せっかく日本に来たのなら、超一流の店で本物の寿司を味わいたいところです。そんなときおすすめなのが、全国的に知る人の多い名店「銀座久兵衛 銀座本店」。ウニやイクラを初めてネタにしたと言われており、言わば寿司の礎を築いた店です。二代目店主の今田洋輔氏は、厚生労働省認定「現代の名工」にも表彰されています。

にぎりのレベルは極めて高水準。全国から取り寄せたマグロやクルマエビ、タイなどの新鮮ネタを、砂糖を使わずに仕上げるやや小ぶりのシャリと合わせます。口に入れるとほろりとほどける食感は、まさに熟練の技によるもの。繊細な風味と香りの余韻を楽しみながら、至福のひとときを過ごせます。

さらにふわふわ食感の卵焼きや爽やかな口直しとして人気の梅大根、とろける舌ざわりの茶碗蒸しなど、にぎり以外のメニューもハイレベル。

また、高級店はゆっくりと時間をかけてにぎりを味わってもらうため、ランチ営業を避ける店が多いのですが、「銀座久兵衛 銀座本店」では、席数を多く用意することでランチ営業を実現しています。ビル1棟が丸ごと寿司店という規模を持つからこそ、質を落とさずゆっくり堪能できるランチを提供できるのです。ぜひ、気軽に極上の美味を楽しみましょう。

にぎりと共に楽しむ空間美

名店と呼ばれる店では、味だけでなく空間美も徹底的にこだわっています。「銀座久兵衛 銀座本店」はその代表格です。東京都建築士事務所協会東京建築賞優秀賞や、商環境デザイン賞などの建築賞を受けている建物は、静寂たたえる数寄屋造りになっています。

調度品やしつらえ、光の加減にもこだわり、日本古来の美を表現。さらに1~2階は職人と向き合うカウンター席、3~5階は個室や宴席、ミニカウンターが入り、階ごとに趣きが異なるのも特徴です。

こだわりが息づいているのは建物だけではありません。にぎりの魯山人コースを注文すると、世界的陶芸家・北大路魯山人の器が用いられ、食膳を華やかに彩ります。これは舌だけでなく、目でも楽しんでほしいという粋な配慮。で楽しめてこそ、本物の和食と言えます。静寂に浸りながら美食と向き合うには、絶好の環境が用意されている店です。

食後、4階にある北大路魯山人のミニギャラリーを見学すれば、さらに日本古来の美を感じることができます。

【施設情報】

厳選ネタをリーズナブルに味わう

ネタの鮮度に注目すると、さらに寿司の楽しみ方が広がります。築地周辺では、市場直送のネタを用いた人気店が勢揃い。中でも「築地 寿司岩 総本店」は、手頃な価格で伝統的な江戸前寿司が味わえる店として評判です。江戸前とは、江戸(東京)で水揚げされた魚介を使ったにぎりのこと。その意味では、築地はまさに江戸前の本場と言えます。

トロエビのにぎりから巻物まで、築地市場で職人が目利きした魚介を彩り良く配すにぎりでは、ネタによっての加減を調整し、繊細な仕込みを行なっています。

新鮮なネタをさらにおいしく提供する工夫が随所に隠され、それだけこだわっていながら、昼は1,000円台、夜でも3,000円台からにぎりのメニューを用意しているのです。

鮮度へのこだわりは、寿司店の立地に反映されやすいと言えます。つまり築地周辺は寿司を味わうには要注目の地域。市場最寄りの寿司店を訪れれば、高級店を訪れなくても、鮮度抜群の寿司が味わえます。

【施設情報】

ほんの少しだけ寿司を堪能するなら

生魚に慣れない海外客の場合、1~3貫単位で寿司を味わえる、回転寿司店を訪れるのもおすすめ。目の前に様々なにぎりが回っているため、気になるネタを見た上で注文することができ、しかも一皿90円台から用意されています。寿司初心者にはぴったり。自分のペースで、好きな分だけ寿司を味わうことができます。

数ある回転寿司店の中でも、「回転寿司酒場 銀座沼津港」静岡県沼津港から直送された旬ネタを中心に、マグロウニイクラなどの定番ネタも味わえる人気店です。

さらに、日本が誇る名峰・富士山の名を冠した「生うに富士山盛り」など、遊び心満点のにぎりも回っています。インパクト満点の一皿は、訪日客にも大好評。日本の食文化が生んだ回転寿司というユニークな食事スタイルは、旅の思い出作りにもうってつけです。

【施設情報】

繊細な技を舌で味わえる「日本料理」

つきぢ田村

伝統的な調理法を駆使して、日本古来の食材を華やかに盛り付ける日本料理は、和の風情を最も身近に感じられるグルメです。形式はおもに、供応の基本となる本膳料理、茶席料理から生まれた懐石、修行僧が肉類を避けるために生まれた精進料理など。

現代では世界各国の料理法も取り入れられ、店独自の味が生まれています。言わば、日本料理とは「料理人の感性」を味わう料理。人気店を訪れて技の極致を味わうのも、東京観光の外せない楽しみです。

非日常を体験できる名店中の名店

店の雰囲気や料理人のたたずまいは、最高級の料理と向き合うには欠かせない要素です。1912年(大正元年)に京都・東山で創業した菊乃井の流れを汲む「菊乃井 赤坂店」は、まさに雰囲気作りから日本料理の粋を表現する名店。都心にありながら、竹林に包まれた石畳の小径を抜けた先に玄関があり、まるで別世界へ誘うような趣きです。

提供される食膳は細部に至るまでこだわりが凝縮され、「日本料理は水の料理」という考えから、水は京都本店の井戸水を用い、食材は全国で最も美味と言われる最高級品を惜しげもなく盛り込みます。

先付から水物まで、季節に応じて考え抜かれた料理は、伝統技術の奥に飽くなき探求心も見られ、例えば白和えにブルーチーズを使うなど、世界の食材を巧みに活用。進化した日本料理に出会えます。

【施設情報】

盛り付けの繊細さに日本の美を見る

味はもちろん、見た目の美しさにこだわる料理店も、都内には多々あります。銀座に暖簾をかかげる「六雁」では、肉・魚・野菜の彩りを活かし、芸術作品さながらの一皿が味わえると評判です。

そのこだわりは、世界中の食材を知り尽くしたシェフの豊富な知識に裏打ちされたもの。ひとつのコースに約100種類もの食材を使うこともあります。

特に最初に供される前菜は、彩り豊かな野菜が見事に調和し、食べるのがもったいないほど見事な美観。「華やかな気持ちで食事を楽しんでほしい」という計らいが見えます。口に含んだとき、多彩な味覚が一体となる感覚は、他ではまず味わえない奥深さです。

【施設情報】

申し分ない食材へのこだわり

素材へ目を移すと、さらに日本料理の真髄にふれることができます。1946年(昭和21年)創業の「つきぢ田村」は、毎朝市場に揚がる魚介を料理人自ら厳選し、会席料理に仕上げる老舗店。目利きの確かさから、あえて旬食材のみにこだわらず、「その日そのとき一番良い食材」を旨に食材を集めています。

食膳の味わいは、甘味・塩味・酸味・苦味・辛味の『五味調和』を心がけ、料理の基本を外しません。そのため食材が持つ旨みを最大限活かした一皿が味わえます。

特に日本料理の基本となる椀物は、丁寧に取られただし食材の風味が一体となり、料理人の真心を感じられる一杯。食材に寄り添うからこそ生まれる美味が堪能できます。

【施設情報】

江戸の食文化が息づく「天ぷら」を味わう

てんぷら 天朝

日本の食文化が大きく発展したのは、江戸時代。庶民の生活が豊かになったことで数々の料理が知られるようになり、現代へと続く和食の基礎が作られました。その中心となった街が江戸(東京)です。町では食品事典『本朝食鑑』や料理の総合百科事典『和漢三才図会』などの料理本が出版され、人々の料理への関心は日に日に高まっていきました。

中でも特に人気を博したのは天ぷら。もともと室町時代に海外から伝わってきたとされる料理ですが、菜種油が飛躍的に広まった江戸時代に、屋台などで提供されるようになり、庶民の味として定着しました。言わば天ぷらは江戸を代表する味。海外客が「東京らしいグルメ」を求めるときは、天ぷらが最適です。

季節食材の旨みを引き出す職人技

銀座に店を構える「てんぷら 近藤」では、天ぷらの醍醐味とも言える素材の旨みを、思う存分堪能することができます。食材はすべてご主人自ら産地におもむいて味見をした物だけを使用。旨みを最大限活かすために、限界まで衣を薄くして揚げます。

「天ぷらは余熱を使って旨みを引き出す“蒸し物”」というご主人の料理哲学を反映するように、からりと揚がった天ぷらは風味豊かな仕上がりです。直径約10cmの円柱形のさつまいもをそのまま揚げた看板メニュー・さつまいもを注文すれば、焼き料理でも煮込み料理でも出せない「素材感」を丸ごと味わうことができます。

【施設情報】

いにしえの江戸食材を味わう

東京観光に来たのなら、東京らしい食材を味わいたいところです。そんなときは1885年(明治18年)創業の老舗「てん茂」を訪れ、伝統的な江戸前天ぷらを楽しむのがおすすめ。穴子などの定番江戸食材はもちろん、時期によっては希少な江戸野菜である寺島ナス馬込半白キュウリ東京ウドなどが登場します。

ゴマ油で美しく揚げられた天ぷらは、まさにいにしえの江戸を凝縮した一品。東京都青ヶ島産で味わったり、ゆず風味の大根おろしで味わったり、天ぷらが持つ様々な表情を楽しめるのも魅力です。春の白魚やフキノトウ、夏のアユキス、秋のなど、季節食材も充実しているため、食膳で日本の四季を感じることもできます。

【施設情報】

店内の雰囲気にもこだわる人気店

せっかく伝統に根ざした天ぷらを食べるのなら、昔ながらの日本を感じられる店もおすすめです。銀座外れのビルにひっそりと暖簾をかかげる「天朝」は、雰囲気に定評がある店として知られています。

店内はカウンターのみの小ぢんまりとした空間ながら、古民家風の造り。無垢材を活かした内観と大窓の外に配された若竹が心地良く、落ち着いて食事が楽しめます。

自慢の天ぷらは、全国から集めた山海の幸をやや薄めの衣を纏わせて旨みを凝縮。やや水気を残すことで、豊かな食感とみずみずしい味わいを演出する趣向です。夜はコースのみですが、昼は定食天丼もあり、気軽に江戸前天ぷらを味わうことができます。

【施設情報】

日本独自の麺料理「そば」に舌鼓

室町砂場

天ぷらと並び、江戸料理のひとつに数えられるそば。もともと原産地は中国と言われ、海外でも広く食べられてきましたが、日本に伝来したあと、独特の食べ方が生まれました。麺状に切って味わう「そば切り」です。

それまで日本ではそば粉を丸めて茹でる「そばがき」が一般的でしたが、そば切りの登場で一気に味付けや食べ方が拡大。そば粉だけを使う十割、そば粉とつなぎを合わせる二八三七が代表例です。

また、そばの実の中心部分だけを使う更科や、そば殻も一緒に挽く田舎など、そば粉の種類によって風味の違いを楽しむようにもなりました。先人たちの工夫が、現代へと続くそば文化の礎を築いたのです。

都内には、こうした伝統と飽くなき探求心を受け継ぐ店が多々あります。その中から特に人気のそば店を厳選。定番の老舗店から雰囲気自慢の店、ユニークそばを提供する店などをご紹介します。

老舗店で伝統のそば文化にふれる

一見、素朴な料理に見えるそばですが、伝統を脈々と受け継ぐ老舗店の味は、実に繊細です。1869年(明治2年)創業の「室町砂場」は、天ざる・天もり発祥の店とされる有名店。名物の元祖天ざるは、厳選されたそばの実から挽いた更科粉を玉子でつないだ麺が、かき揚げ入りの江戸前そばつゆと共に供されます。

コシの強さとほのかな甘みが織りなす一膳は、全国から足を運ぶ常連客もいるほどクセになる味わい。まさに江戸前そばの王道です。春の竹の子そばや夏のとろろそば、秋の松たけそば、冬のあられそばなど、季節に応じたそばもあり、そばが持つ様々な表情を楽しむこともできます。

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モダン空間に浸りながらそばを賞味

高級住宅街が並ぶ西麻布の一角に、空間美を堪能しながらこだわりのそばを味わえる名店があります。その名は「蕎麦たじま」です。

一面ガラス張りの店内に木の質感を活かしたテーブル、やわらかな暖色照明を合わせた空間は、モダンかつ斬新。まさに大人の隠れ家といった雰囲気があります。

そばへのこだわりも徹底しており、毎朝丸抜きの実から芯のみを取り除いて、その日の分だけ石臼挽き。豊かな香りとほのかな甘み、しなやかな喉ごしが楽しめます。空間から食膳まで一貫した美意識にふれながら、食事を堪能できる店です。

【施設情報】

従来のイメージを覆す進化形そば

伝統を守りつつ革新的なそばを提供する店も要注目です。「銀杏」では、毎朝石臼挽きするそばに、様々な季節食材を合わせたインパクト満点のメニューを創作しています。

トマトの輪切りを大胆に盛り付けた夏場限定の紅の雫(とまとそば)は、見た目の鮮やかさだけでなく、澄み切っただしとの相性も考え抜かれた一杯です。さらに、オクラやミョウガ、ナスなどの夏野菜をそばと合わせた夏野菜のジュレも、この店でしか味わえない創作メニュー。そばの魅力を日々模索する店主の心意気にふれられます。

日本酒焼酎も豊富に揃えているため、お酒と共にゆっくりと伝統の味を楽しみたい方にもおすすめです。

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まだまだある伝統的な和食

駒形どぜう

これまで紹介してきた寿司や日本料理、天ぷら、そば以外にも、東京で味わえる伝統的な和食はたくさんあります。江戸前料理のひとつとして人気を博したウナギドジョウ鍋、明治時代以降に牛肉が国内に流通しはじめたことで一気に広まったすき焼きなどです。また、昔からお酒の友として親しまれてきたおでんも外せません。

東京は、日本ならではのグルメを味わうには絶好の場所。これまで味わったことのない料理にも出会うことができれば、旅行の思い出がより濃いものになります。

滋養強壮にも良い「ウナギ」を食す

日本最古の和歌集『万葉集』にもウナギ取りの歌があるなど、古くから日本人に食べられてきたウナギ。もともとは白焼きで食べられていましたが、江戸時代に濃口醤油が造られるようになり、タレに絡める食べ方が定着しました。重箱や丼に盛り付けるうな重うな丼が生まれたのも、江戸時代との説が有力です。

銀座に店を構える創業200余年「野田岩」では、そんな伝統を受け継ぐ名物うな重を提供しています。一度素焼きしてからじっくりと蒸し上げる身はふわふわの食感。

さらに創業以来変わらない甘辛のタレが旨みを引き立ててくれるので、まさに王道と呼ぶべき一膳です。ワサビ醤油か塩で頂く伝統的な白焼き(志ら焼)を味わえるメニューもあり、多彩な蒲焼きが揃っています。

さらに、ウナギの新しい食べ方も提案。サイドメニューに高級食材のキャビアがあり、蒲焼きの上に乗せて味わうことができます。蒲焼きのふわふわ食感とキャビアのとろけるような食感は一度味わうとやみつきです。まさに進化を続ける老舗店。店が東京メトロ銀座駅に直結しており、アクセスがしやすいのも特徴です。

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「ドジョウ鍋」をノスタルジック空間で味わう

江戸時代の情緒を感じながら、往時の料理を味わえる人気店もあります。都内有数の観光地・浅草に立つ「駒形どぜう」です。1801年(享和元年)に創業して以来、江戸庶民の味として愛されたどぜう(ドジョウ)料理を中心に提供し、地元客から観光客まで幅広く親しまれてきました。

商家造り出し桁造りが目を引く建物の内部へ入ると、創業以来変わらないお座敷席が広がり、どこか懐かしい雰囲気。活気に満ちた店内には、鍋やお酒を囲みながら楽しげに舌鼓を打つお客の姿があり、昔ながらの宴席風景に出会えます。江戸時代そのままの柱や梁などを眺めながら料理を味わえば、まるでタイムスリップしたような趣きです。

おすすめの料理は、名物のどぜう鍋どぜう汁。ドジョウの下ごしらえは創業以来変わらず、すべて手作業です。下ごしらえでは生きたドジョウにお酒をかけ、酔ったドジョウを甘味噌仕立ての味噌汁に入れて煮込みます。

さらにお客の目の前に鍋が供されると、浅い鍋に並べられたドジョウに自分でたっぷりとネギを乗せて、オリジナルの割り下でさらに煮込めば、できあがり。口に含むと、どこかほっとする味わいが広がります。喧噪をしばし忘れて古き良き日本を感じるには、もってこいの環境です。

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日本の文明開化を見守った「すき焼き」の名店

明治維新を迎え、西洋文化が続々と日本に入ってきた時代、日本の食文化も大きな変貌を遂げました。特に、牛肉の輸入によって肉料理の幅は飛躍的に広がり、数々の料理が定着していったのです。

すき焼きは、そんな時代を象徴する料理。1869年(明治2年)創業の「伊勢重」は、牛肉料理創生期の味を脈々と受け継ぐ名店です。日本産の牛肉は世界でもトップクラスの肉質として高い評価を得ていますが、その中でも最高級のA5ランクのみを仕入れ、すき焼きに使用しています。

こだわりは肉質にとどまらず、より肉の旨みを引き出すべく、すべて「手切り」というひと手間を加味。肉目の流れに沿って微調整しながら切り分けることで、よりやわらかな食感が生まれます。さらに門外不出の割り下と、炭火焼きの香味、全国から選りすぐった具材と合わせれば、至極の味わいです。140余年の歴史が誇る職人技を存分に堪能することが可能。

全室個室になっているため、ゆっくりくつろぎながら食事のひとときを過ごすにも最適です。

【施設情報】

旅行帰りに立ち寄れる「おでん」の人気店

東京観光をたっぷり楽しみ、空港へ移動したあとにも気軽に味わえる和食があります。羽田空港内に店を構える「銀座おぐ羅」が提供するおでんです。

おでんとは、室町時代、豆腐に竹串を刺して焼き上げた豆腐田楽に起源を持ち、江戸時代にはだし汁で煮込むかたちに進化しました。やがて屋台などで提供されはじめ、お酒と共に味わうのが定番となったグルメです。

中国や台湾などアジア圏には似たような煮込み料理は存在しますが、日本のおでんが特徴的なのは、だしの旨みへのこだわりが強いこと。「銀座おぐ羅」では、昆布カツオの合わせだしに、酒とみりんと塩を加え、さらに具材からしみ出た旨みが重なって、繊細でありながら実にコク深い味わいが楽しめます。

具は定番の大根やコンニャク、煮卵、ちくわ、がんも、はんぺん、厚揚げをはじめ、店オリジナルの椎茸肉詰めやマグロのねぎ間、ロールキャベツなど、変わり種も用意。その数は常時20種類以上にも及びます。

日本酒焼酎なども10種類以上揃えており、旅行最後のグルメを楽しむにはぴったりです。帰りの飛行機を待ちながら、旅の思い出話に花を咲かせて一杯。そんな過ごし方もおすすめです。

【施設情報】

  • 施設名:銀座おぐ羅 羽田国際空港店
  • 所在地:〒144-0041 東京都大田区羽田空港2丁目6-5 東京国際空港国際線旅客ターミナル4F
  • TEL:03-5755-9920
  • 詳細情報:
    https://www.cookdoor.jp/dtl/14092717734/

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