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滋養強壮の定番!「土用の丑の日」は「うなぎ」と一緒に「しじみ」を食べよう!

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「夏のスタミナ源」として人気が高い食べ物と言えば「うなぎ」です。「土用の丑の日=うなぎを食べる日」という認識は古くから知られており、江戸時代中期にマルチに活躍した平賀源内が夏場のうなぎ屋の売り上げを上げるために考案した広告だとも言われていますが、実は奈良時代にはすでに夏の滋養強壮のために「うなぎ」を食する文化が存在していたことが分かっています。さらに土用の丑の日には「うなぎ」と一緒に「しじみ」を食べることで夏バテを防ごうとする習慣も古くから行なわれてきました。おいしいだけではなく夏を元気に乗り越えるための日本独自の食習慣について考えてみましょう。

奈良時代にはすでに愛されていた「うなぎ」のパワー

奈良時代にはすでに愛されていた「うなぎ」のパワー

「土用」とは立春(2月4日頃)・立夏(5月5日頃)・立秋(8月7日頃)・立冬(11月7日頃)を迎える前の18日間を意味します。つまり「土用」は1年に4回あるということです。しかし、一般的には、立秋の直前である夏の土用だけを指します。そして土用の期間中で十二支が丑である日が「土用の丑の日」であり、夏はこの日に「うなぎ」や「しじみ」を食べると体にも良く、かつ厄落としにもなると言い伝えられてきました。

夏場に食べる「うなぎ」が健康に良いと考えられ始めた起源は定かではありませんが、実は奈良時代に編纂された万葉集に、夏の「うなぎ」について詠まれた歌が収められています。

「石麻呂に 吾(われ)物申す 夏痩せに 良しといふ物ぞ 鰻漁(と)り食(め)せ」
「痩す痩すも 生けらばあらむを はたやはた 鰻を漁(と)ると川に流るな」

この二首はともに大伴家持が詠んだ歌で、それぞれ「私は石麻呂に言ってやりました。夏痩せには「うなぎ」が良いので獲って食べなさい」と「夏バテで痩せても生きていられれば良いのだから、うなぎを獲ろうとしても、川には流されないで下さいね」という意味です。両方とも年長者の吉田石麻呂が夏バテによって痩せてしまったことを、半ばからかいながら大伴家持が詠んだ歌だと言われており、奈良時代から夏バテには「うなぎ」が効果的であると考えられていたことが良く分かる歌であるともいえます。

科学的に分析しても「うなぎ」は栄養価の高い魚であり、特にビタミンAやビタミンB1、ビタミンDが豊富であることは注目すべき点。目の健康や肌の若々しさを保つ働きの他、免疫力をアップさせる効果も期待できるビタミンA、疲労回復効果があるビタミンB1、骨や歯の原料となるカルシウムのサポート役となるビタミンDなどが豊富に含まれています。このようなことから、スタミナ回復に適した食材であることが「うなぎパワー」と言われる理由なのです。

夏の土用は「しじみ」も旬を迎える時期

夏の土用は「しじみ」も旬を迎える時期

一方、「しじみ」も古くから日本で食べ親しまれてきた食材です。縄文時代の貝塚から「しじみ」の殻が見つかっていることからも、その食文化の歴史の長さが伺い知れます。「二日酔いに効く」、「母乳の出が良くなる」、「寝汗に効果あり」など、日本に古くから伝わるしじみの効能は多く存在しています。
現在ではセタしじみ、ヤマトしじみ、真しじみなどが食用とされていますが、このうち最も流通量の多いのがヤマトしじみです。

ヤマトしじみは年に二回、旬を迎え、冬が旬の物は「寒(かん)しじみ」、夏に旬を迎える物は「土用しじみ」と呼ばれます。そう、「しじみ」も「うなぎ」と同様に夏の土用に食べられてきた食材なのです。その理由はもちろん、高い栄養素にあります。
肝臓の働きを強く助け、疲労回復や二日酔いの予防、美肌効果なども期待できる「オルニチン」、胆汁や肝臓の働きを促進させる他、血圧低下、コレステロール値や血糖値の減少効果のある「タウリン」、免疫機能強化や疲労回復に重要な働きをする「鉄分」など、「しじみ」の小さな体の中には多くの栄養成分がギュッと詰まっているのです。そのため、夏の盛りをちょっと過ぎて体が夏バテ気味になってくる土用の時期に、旬を迎える「しじみ」を食べることはとても効果的であると言えます。

「うなぎ」と「しじみ」を食べることは夏の健康管理のひとつ

「うなぎ」と「しじみ」を食べることは夏の健康管理のひとつ

夏の土用に「うなぎ」と「しじみ」を食べることは、夏の体を元気にさせることが期待できます。「うなぎ」の蒲焼と白いご飯、そして「しじみ」のお吸い物との組み合わせは、味覚の点からも栄養の点からもまさに夏の和食の王者と言えるメニューではないでしょうか。「うなぎ」と「しじみ」は栄養のバランスが良質で、精力増進や滋養強壮にも効果が期待できます。夏バテ気味の体を上手にコントロールするためにも、家族の健康管理としても、今晩は「うなぎ」と「しじみ」にしませんか。

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夏の「キャンプ」や「バーベキュー」で楽しめる「アウトドア料理」10選

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夏は「キャンプ」や「バーベキュー」などが楽しい季節です。気の置けない仲間や家族でワイワイ楽しくグリルを囲んだ料理は、格別においしく感じられます。夏ならではの食材を使うことや新鮮な肉や魚介類を用意することはもちろんですが、何といってもアウトドアでの料理は、簡単においしく作れる点が魅力。ここでは、そんな「キャンプ」や「バーベキュー」にぴったりな「アウトドア料理」を10選ご紹介します。

王道系!簡単でおいしい3品

王道系!簡単でおいしい3品

夏の太陽にも負けないくらい、熱いグリルの炎で作る料理は、まさに「アウトドア料理」の王道。シンプルながらしっかりと味わえる簡単メニューです。

豚スペアリブ

豚スペアリブ

『豚のスペアリブを、市販の焼肉のタレやはちみつ、ニンニク、ショウガなどで作ったソースに30分程度漬けておき、あとは中火で焼くだけ。焼かれるスペアリブの姿も豪快なら、かぶりつく食べ方も豪快な一品。焼く前にスペアリブの筋に包丁で切れ込みを入れておくことと、強火ではなく中火でじっくり焼き上げることで、さらにおいしく作れます。

味噌チーズフォンデュ

クリームチーズと牛乳に赤味噌を加えてカップに入れたあとに、グリルで熱して熱々の内に食べるのがポイント。本来のチーズフォンデュに赤味噌特有の香りと甘みがプラスされることで、まろやかさと旨味が増します。野菜や魚介類をひと口大に切り、グリルで焼いたあとで、味噌入りディップにたっぷりからめて食べて下さい。味噌とチーズの濃厚なハーモニーが口の中に広がります。

焼きバナナ

焼きバナナ

名前の通りバナナを焼いて作ります。皮を丸ごと焼いて、表面が黒くなり皮の裂け目から湯気が出始めたらできあがりです。皮を外して一口サイズに切ると食べやすくなります。焼くことによって、バナナの甘みが驚く程増すのがこのメニューのポイント。お好みでシナモンシュガーをかけてもおいしく食べられます。

アルミホイルを活用!手軽にできる4品

アルミホイルを活用!手軽にできる4品

グリルの火が強すぎると、食材の表面が焼けすぎることもあります。この場合は火を弱めることも有効ですが、アルミホイルを巻いて焼くこともおすすめです。食材の表面の焼け過ぎを防いだ上に中までしっかり火を通すことができるため、アルミホイルは「アウトドア料理」には必需品。また複数の食材を一緒に焼くことができるホイル焼きは、具材のバリエーションを増やすことができるため、好みに合った焼き料理を作る場合におすすめです。

塩鮭とモヤシのホイル焼き

塩鮭は私たちに身近な魚のひとつですが、ホイルに包んで焼くことで「アウトドア料理」にぴったりな食材に大変身。炭と網、そして食材や調味料があれば簡単に作れます。広げたアルミホイルにモヤシやネギなどお好みの野菜を乗せ、そこに塩鮭を乗せてから味噌やみりんなどお好みのタレで味付けするだけ。しっかりとホイルの口を閉じてから、1カップ程度のお湯を入れたフライパンに入れ、蓋をして5分程度蒸らし焼きをしたら完成です。

鶏肉とキノコのホイル焼き

誰でも簡単にできるホイル焼きは、いろいろな具材を調理することができます。特に、鶏肉と相性の良いキノコはホイル焼きにうってつけの食材。あっさりした鶏肉には白ワインやオリーブオイルがよく合います。アルミホイルの中でじっくりと火を通すことによって、できあがりの香りも抜群。炭でも焼くことができるので、アウトドア食材としても向いています。

夏野菜のホイル焼き

夏野菜のホイル焼き

バーベキューでは肉だけでなく、しっかりと夏野菜も摂りたいもの。ホイル焼きにすることで野菜も手軽に食べることができます。アルミホイルにお好みの野菜を広げ、塩やコショウで味を付け、アルミホイルの口を閉じて焼くだけなので簡単。白ワインを大さじ1杯程度かけて焼けば、さらに風味が増します。

カボチャスイーツ

甘みが多く、スイーツの材料としても重宝されるカボチャ。ホイル焼きにすることにより、カボチャスイーツを気軽に食べることもできます。薄くスライスしたカボチャをアルミホイルに並べ、適量のドライフルーツとグラニュー糖、バターを乗せてアルミホイルの口を閉じて焼くと、甘くてシンプルなスイーツのできあがりです。食後のデザートとしても楽しめます。

豪快に丸焼き!ワイルドさも魅力の3品

豪快に丸焼き!ワイルドさも魅力の3品

バーベキューは、やはり豪快に楽しみたいもの。ただ焼くだけのシンプルな調理方法が、老若男女の心と舌を魅了します。

魚のカマの丸焼き

魚のカマの丸焼き

ブリやマグロなどのスーパーでも安く手に入るカマは、塩とコショウを振って焼くだけで絶品料理に大変身。骨近くのおいしい肉をガッツリ食べられるカマの丸焼きは、まさに魚介版のスペアリブといった魅力的な一品。アウトドアにて、ブリやマグロのカマが登場すると、その高級感から大喝采が起こる可能性もあります。

ミンチ入り丸ごとキャベツ焼き

熱を加えると甘みが増すキャベツも、豪快に丸ごと焼くことで味わい溢れるアウトドアメニューになります。上部を切ったキャベツの内部に炒めたミンチ肉を詰めて、アルミホイルで巻いて20分程度焼くと完成。ミンチ肉にチーズを合わせるとさらにおいしさがアップします。豪快なアウトドアの一品にいかがでしょう。

タマネギの丸焼き

タマネギの丸焼き

アウトドアにてタマネギ好きが集まったなら、タマネギ本来の旨味が味わえる「タマネギ焼き」がおすすめ。タマネギの皮をむかずにそのままアルミホイルに巻き、炭火に直接入れるだけの調理方法です。真っ黒に焦げた皮を取り除くと、中から蒸し焼きによって甘みが凝縮されたほくほくのタマネギが現れます。

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夏祭りのお楽しみ!屋台グルメの定番と歴史のご紹介

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子どもも大人もわくわくする夏祭り。神社やお寺などの境内には多くの屋台が立ち並び、様々なメニューを楽しむことができます。そんな屋台の定番グルメには一風変わった歴史を持つ物も多いことをご存知でしょうか。ここでは、楽しくおいしい屋台グルメの発祥秘話をご紹介します。

今川焼き

今川焼き

サクサクふわふわの生地の中に甘いあんこを包み込んだ、屋台グルメの定番と言えば今川焼き。地域によっては「回転焼き(九州・関西方面)」、「甘太郎焼き(神奈川県)」、「太鼓まんじゅう(宮崎県)」などとも呼ばれるなど、全国各地で親しまれているお菓子です。小麦粉と砂糖、卵を水で溶いた生地を焼き型に流し込み、そこへあんこを入れて焼く作り方はたい焼きと似ていますが、厚みのある円盤状で、たい焼きとは異なる形状です。

この今川焼きは、江戸時代中期に発祥したという説があります。この説は、東京都千代田区・JR神田駅近くの今川橋交差点辺りにあった店が、江戸時代中期に「今川焼き」の名で販売したことが評判となりその味が広まったというもの。そののち、今川焼きは庶民のおやつとして人気を博し、全国へと伝播しました。

大阪焼き

大阪焼き

大阪焼きは「アメ横焼き」、「○○(まるまる)焼き」、「リング焼き」と呼ばれ、屋台の鉄板焼きメニューとして広く知られているおやつです。今川焼き用の鉄板を用いて作られることも多いですが、小麦粉や卵の他には、キャベツ、豚肉、天かす、紅ショウガなどといったお好み焼きで使われる具材を使用することが大阪焼きの特徴となっています。つまり、お好み焼きを平らな鉄板ではなく今川焼きの鉄板で作った物が大阪焼き。手軽に食べ歩くことができるように、このような形となりました。

実はこの大阪焼きが初めて作られたのは1990年(平成2年)。大阪で開催された「花の万博」が発祥と言われています。当時「花の万博」において「チボット」という名で売り始められ、その後全国各地へと広がっていき、今では屋台料理の定番メニューとなるまでの人気商品となりました。

リンゴ飴

リンゴ飴

夏祭りの屋台で子ども達に人気が高いのはリンゴ飴。割り箸に刺したリンゴを、熱して溶かし食紅で赤く色付けられた砂糖でコーティングしたこのリンゴ飴。祭りの賑わいの中、小さなお子さんがリンゴ飴をうれしそうに手にしている姿はとても微笑ましく、まさに夏祭りらしい光景でもあります。

実はこのリンゴ飴、日本発祥の食べ物ではありません。ヨーロッパでは古くから秋の収穫祭に振る舞われていた食べ物で、ハロウィンの定番フルーツ菓子としても広く親しまれているのです。

さらにアメリカでは、1908年(明治41年)にクリスマス商戦のメニューとしてリンゴ飴が売り出されたことがきっかけで人気に火がつき、リンゴ飴は全米へと広がりました。

ラムネ

ラムネ

夏祭りの屋台に欠かせない飲み物と言えばラムネです。甘く爽やかな炭酸の喉越しは老若男女に長く愛されており、その清涼感はまさに夏の風物詩。元は英語の「レモネード」が訛って「ラムネ」と呼ばれるようになりました。ラムネが初めて日本に登場したのは、明治時代初期のことです。江戸時代末期に神戸で最初に外国人に開かれたいわゆる「旧居留地」にあった「シム商会」が、明治初期にレモネードの製造販売を行なったことが発祥となり、1872年(明治5年)に日本でのラムネ製造許可が下りたことで、国内にラムネが広まりました。

ラムネの特徴のひとつである独特の瓶の形は、明治初期から続くデザインで「コッドネックボトル」と呼ばれる物。これは、炭酸ガスの内圧によってガラス玉を押し上げて栓をする方式で、1872年(明治5年)に発明されました。つまり、私達に馴染みのあるラムネの瓶は、140年以上も伝えられた方式なのです。

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古代中国から続く伝統 七夕の「行事食」

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笹の葉に、願い事を書いた短冊を添えて星に祈る七夕。彦星と織姫の悲恋に基づいたこの夏の風物詩は、どこかロマンチックな風情が長い間愛され続けてきました。そんな七夕の「行事食」があることをご存知でない方も多いでしょう。ここでは七夕にまつわる意外な「行事食」についてお話しします。

古代中国から続く伝統 七夕の「行事食」

笹の葉に、願い事を書いた短冊を添えて星に祈る七夕。彦星と織姫の悲恋に基づいたこの夏の風物詩は、どこかロマンチックな風情が長い間愛され続けてきました。そんな七夕の「行事食」があることをご存知でない方も多いでしょう。ここでは七夕にまつわる意外な「行事食」についてお話しします。

中国のお菓子が日本で麺料理に!?

中国のお菓子が日本で麺料理に!?

七夕は「星祭り」とも呼ばれる五節句のひとつであり、古くから季節の区切りの年中行事として知られてきました。明治維新後にそれまでの太陰暦から太陽暦に改められる前まで、七夕は重要な風習として、重要視されています。日本で最初に七夕の行事が中国から伝わったのは奈良時代と言われており、1,400年もの長い歴史を育んできた行事。七夕の「行事食」のルーツは平安時代に登場したという説があります。

小麦粉と米粉を練り、縄の形にしたお菓子を七夕の節句に食べることがその発祥と言われており、このお菓子は「むぎなわ」と呼ばれていました。「むぎなわ」は、中国では「索餅(さくべい)」と表記しますが、これを七夕に食べる由来は次に紹介する故事からのものです。

昔、中国で帝の子どもが7月7日に亡くなりました。その子どもの怨霊が一本足の鬼として現れ、人々に熱病を流行らせたため、7月7日に帝の子が大好きだった「索餅」を供えるようになったというものです。このことにちなんで7月7日に「索餅」を食べる習慣が生まれたと言われています。
この「索餅」はそののちに日本へと伝わり、「むぎなわ」と呼ばれるようになりました。これは「そうめん」の語源になっており、次に「さくべい」、「さくめん」と変化。最終的には「そうめん」となったことが由来だと言われています。

このようなことから、日本では餅ではなく、7月7日にそうめんを食べる風習となりました。この風習が伝わったのは室町時代。麺料理としての形が整えられたのは、室町時代よりもあとのこととなりますが、中国の故事にちなんでそうめんのことを「鬼のはらわた」と呼ぶこともあります。

宮中でも七夕に食べられていたそうめん

宮中でも七夕に食べられていたそうめん

「索餅」は平安時代、醍醐天皇(在位897年~930年)の儀式や作法をまとめた書物である「延喜式」にその製法が記載されています。つまり、「索餅」は国家が公認した食料の製造方法ということです。また、南北朝時代初期には、宮中での七夕の儀式において供えられました。そして同じく南北朝時代には1343年(康永2年)の記述に、麺類を表す言葉として「索餅」、「索麺(そうめん)」、「素麺(そうめん)」が残されており、これが「そうめん」の歴史を示すものとなっています。

「索餅」が国を挙げての保護が施された食料として広まったことにより、そうめんが宮中を中心に国家の高級食材として扱われ、国民にそれが伝えられました。このような歴史を経て、七夕行事は国民の誰もが知る夏の伝統行事となっています。

冠婚葬祭の際に食べられているそうめん

冠婚葬祭の際に食べられているそうめん

中国の故事に基づいて、現在でも七夕にそうめんを食べる習慣が残されている地域があります。その代表例が、宮城県仙台市。東北三大祭りのひとつに数えられる「仙台七夕まつり」は日本有数の人気の七夕として知られていますが、仙台の七夕では魔除けや子どもの健やかな成長を願ってそうめんが食べられています。まさに「索餅」の歴史を現代にまで引き継いでいると言えるでしょう。

そうめんは七夕に限らず、冠婚葬祭の席で食べられているケースが多いのも特徴。九州の壱岐地方の「鯛そうめん」や広島県の「鯛麺」、滋賀県長浜市の「焼き鯖そうめん」などは婚礼などのお祝いの席で食べられており、これも七夕の故事から由来していると考えられています。

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感謝の気持ちを持ってご先祖様をお迎えしましょう!お盆に精進料理を食べる理由とは?

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8月半ばの「お盆」は、ご先祖様の霊魂を祀る行事で、現在でも「盆と正月」などと言われるように日本人にとって重要な季節イベントとして広く認知されています。この「お盆」は正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる仏教行事を指し、ご先祖様の霊がこの世に舞い戻ってくることをおもてなしする目的を持っているのです。そのため、お盆には戻ってきた魂にお供えをする料理が振る舞われます。

成仏できない母のための供養

成仏できない母のための供養

日本には仏教伝来前の古来より、祖先の霊に感謝をする行事や五穀豊穣を祝う行事が広く行なわれてきました。これらは縄文時代に起源を発する信仰と、稲作文化が伝播してくるとほぼ同時に発生した神道への信仰が混ざった日本特有の信仰行事により形成されたものです。その後飛鳥時代に日本に仏教が伝わってくると、それらの日本特有の行事に仏教由来の行事がさらに混ざり合い、お盆の行事の基礎が形作られています。

仏教伝来とともに日本に入ってきた「盂蘭盆会」の基礎は、お釈迦様の弟子である目蓮の母のエピソード。目蓮がある日、六道(りくどう)のひとつである餓鬼道に堕ちて苦しむ母を夢に見たことが始まりだと言われています。

お釈迦様は夏の一定期間に外出もせずにこもって修行をする「夏安居(げあんご)」の最終日にあたる7月15日に、修行を終えた僧侶たちに対して、成仏に苦しむ目蓮の母のためにごちそうを振る舞って供養するように教示。すると目蓮の母は無事に成仏できることとなったというお話です。このお話が元となり、旧暦の7月15日を中心に盂蘭盆会が行なわれるようになったと言われています。

つまり、ご先祖様のためにごちそうを振る舞い供養することが、日本の「お盆」文化となって受け継がれているということです。多くの地域では新暦の8月15日をお盆の日付に設定していますが、地域によっては旧暦の7月15日前後をお盆とするところや、新暦の7月15日前後にお盆行事を行なうところも見られます。しかし、3泊4日でご先祖様の霊が帰ってきて、最初の日の夕方に「迎え火」を焚いて霊を迎え、4日目の「送り火」で霊を送るまでお供え物をして祀ることは全国的に共通して見られる形式です。

お盆には二汁五菜の精進料理を

精進料理とは、仏教の教えによって仏道修行に努める(精進)際に食べる、肉類などの贅沢品を除いた食事のこと。肉食は殺生にあたるためこれを避け、また煩悩への刺激を避けることも精進料理の特色のひとつです。

お盆は仏教行事であるため、お盆の期間は親族が集まって精進料理を食べることが古くからの習わしとなっていました。つまり、野菜や山菜、穀類などを中心にした粗食を食べることにより、殺生をせずに心身を清めることを目的としていたのです。

お盆での精進料理は基本的に、二汁五菜。この内訳はご飯と漬物の他、けんちん汁や絹どうふのすまし汁「汁椀」2つと、がんもどきや結びコンブなどの「平皿」、ダイコンやニンジン、キュウリなどの「膳皿」、ヒジキなどの「つぼ」、煮豆などの「猪口(ちょこ)」、きんぴらゴボウなどの「小皿」から形成されています。

引き継がれるお盆の精進料理

引き継がれるお盆の精進料理

このようなお盆の精進料理は、残念ながら日本からは少しずつ姿を消しつつあります。時代の流れや核家族化の進行など、世代間で引き継ぐことができないことが原因のひとつです。
しかし、亡くなったご先祖様への感謝の気持ちを忘れていなければ、必ずしも正式な形式での精進料理を用意しなくてはならない訳ではありません。真言宗豊山派金剛院公式のホームページには、命を頂くことに感謝することや精神や心を感じて食べることが大切だということが記載されています。

このように、肉類を用いずに野菜や山菜、海藻などを用いた料理を作り、それを仏壇やお盆棚に供え、同じ物を家族で食べるだけでも、十分に心と精神としての精進料理となるのです。親戚同士で集まる機会がないというご家族は、まず、世代を超えて引き継ぐということから始めましょう。

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海水浴や川遊びに持って行きたい!夏バテ対策になるお弁当のおかずアイデア10選

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夏になると、家族で海水浴や川遊びに行く人も多くなります。暑い夏はこのような涼しげな場所に出かける気力が湧いてくる一方で、外出先で体がだるくなったり疲れがたまったりする夏バテや熱中症になる場合もあるのではないでしょうか。そこで、夏こそ気を付けたいのは食事。暑い夏を乗り切るには、外出先だけではなく常日頃からの適切な食生活を心がけなければなりません。そこで、夏バテ対策に最適な、疲労回復効果が期待できるおかずをいくつかご紹介します。

「ビタミンB1」を含む食べ物

「ビタミンB1はブドウ糖をエネルギー源に変える栄養素。しかしビタミンB1が不足してしまうとブドウ糖は疲労物質である乳酸となり、これが夏バテの原因ともなると言われています。夏にはビタミンB1を含む食材を多く摂取し、エネルギー代謝効率を上げましょう。

【食材例】
ブタ肉、タイ、ブリ、ウナギ、大豆、玄米、ホウレンソウなど

ブタ肉のショウガ焼き

ブタ肉のショウガ焼き

ブタ肉のショウガ焼きは夏バテ防止に効果大の一品。ブタのビタミンB1パワーに加え、そのビタミンB1の吸収を、タマネギに含まれている刺激や匂いのもととなる栄養成分であるアリシンが助けてくれます。肉はビタミンB1含有量の多いロース肉が最適。また、ショウガに含まれる血行促進成分や発汗を促す成分は熱中症や夏バテの予防としての効果が期待できます。

ニラ玉のブタ肉和え

ニラにもタマネギと同じくアリシンが含まれます。ブタ肉のビタミンB1とニラに含まれるアリシンが融合することによって、ビタミンB1の吸収率がアップ。さらに、効果が期待できる食材は卵です。卵には、タンパク質が多く含まれており、これには疲労回復や持久力をアップさせる効果が期待できます。

ビタミンCを含む食べ物

気温の高さや睡眠不足などにより体がストレスを感じるときに消費されるのが、ビタミンC。そのため疲れたときにビタミンCを補給することによってストレスが軽減され、自律神経を安定させる効果が期待できます。

【食材例】
カボチャ、ゴーヤ、トマト、アスパラガスなど

カボチャのゴマ和え

カボチャのゴマ和え

カボチャの種とワタを除き、一口サイズに切って茹でます。このとき、皮ごと調理するのがポイント。カボチャは皮に栄養成分が多く含まれているからです。茹で上がり湯を切ったカボチャに、白すりゴマと砂糖、しょう油を混ぜたタレをかけてできあがり。ゴマにはビタミンやミネラル成分が豊富に含まれています。ゴマは夏に崩れがちな栄養バランスを整える、小さな救世主。因みにゴマは、すりゴマを使用したほうが、体内への吸収率が高くなります。

ゴーヤの野菜炒めゴマドレッシング和え

ゴーヤの野菜炒めゴマドレッシング和え

ゴーヤにトマト、キュウリなどの夏野菜と卵を合わせて野菜炒めにします。夏に実るゴーヤやトマト、キュウリにはビタミンCが豊富。さらに、これらの夏野菜にはカリウムや水分も多く含まれているため、水分補給や利尿効果も期待できます。苦味のあるゴーヤの味が苦手な方は、ゴマドレッシングをさっと和えることでマイルドな味わいに変身するのでおすすめです。

ムチンを含む食べ物

ムチンとは、いわゆるネバネバの成分のこと。この粘り気が、夏のストレスで弱った胃腸の粘膜を優しく保護してくれるため、夏には欠かせない栄養成分なのです。タンパク質の吸収を向上させる効果も期待できます。

【食材例】
納豆、オクラ、ヤマイモ、モロヘイヤなど

オクラとゆで卵のネバネバサラダ

オクラとゆで卵のネバネバサラダ

半熟のゆで卵を切り、オクラと和えたサラダです。オクラはレンジで温めて切るだけで良いので作り方も簡単。お好みでゴマとマヨネーズ、しょう油などを混ぜた和風ドレッシングに和えてもおいしく食べられます。

納豆オクラ豆腐トマト

納豆とオクラのダブルのネバネバ要素にトマトと崩した豆腐を和えてできあがり。アクセントにラー油や麺つゆなどをかけてもおいしく食べられます。おかずとしても、ご飯にかけて丼にしてもおいしい一品です。

アリシンを含む食べ物

ビタミンB1の吸収を助け、またビタミンB1の効果を持続する働きを持つアリシンも、夏に必須の栄養成分のひとつです。

【食材例】
タマネギ、ニンニク、ニラ、ネギなど

タマネギメンチカツ

タマネギメンチカツ

タマネギをみじん切りにし、ひき肉の代わりにして揚げるメンチカツです。安価でできる上、食べ応えもしっかりした味わいが楽しめ、お弁当のおかずに最適な一品となります。

ニラの卵和え

ニラの卵和え

ニラを3~4cm程に切り、レンジで温めたら麺つゆと卵を和えればできあがり。シャキシャキとした歯ごたえとニラの香ばしい香りがおいしく、簡単にできるおかずです。

ナイアシンを含む食べ物

ナイアシンには疲労回復効果が期待でき、脳の神経伝達物質であるセロトニンの原料にもなる物質。そのためナイアシンが不足すると、慢性的疲労感が起こったり精神の不安定を呼び込んだりするため、積極的に摂りたい栄養素です。

【食材例】
ブタレバー、サバ、アジ、タラコなど

レバニラ炒め

レバニラ炒め

ブタレバーにはナイアシンが豊富。さらに、代謝を高めるアリシンが含まれているニラと組み合わせることによって、慢性的な疲労を抑える効果が期待できます。ご飯にもよく合うので、疲れ気味の方は、積極的に摂りましょう。

サバと夏野菜のトマト煮

サバと夏野菜のトマト煮

サバを塩コショウ、酒、酢などで味を付け、粗つぶししたホールトマトと一緒に煮込みます。言わば、サバの味噌煮の西洋風バージョン。トマトの風味とサバのコクがよく合い、そのさっぱり感からも夏にぴったりな一品です。

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和食・洋食・ラーメン・ファーストフードなど、あらゆるジャンルの飲食店を様々な条件で検索できる、国内最大級の飲食店情報サイト、クックドア。こちらでは夏の行事にまつわるグルメ特集をご紹介します。日本の行事と食文化の間には切っても切り離せない関係があります。土用の丑の日にはうなぎ、夏祭りにはリンゴ飴やラムネ、お盆では精進料理。すべての行事にその行事を象徴するグルメがあり、発祥からときを経た現在でもそれらが風化することはありません。そのような食文化の発祥や歴史について詳しくご存知でしょうか?こちらの情報で知識を深めることでまた新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。クックドアでは食を通じてあなたの暮らしを応援しています。飲食店をお探しの際にぜひご利用下さい。

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