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食の大切さを再確認できる!ぜひ観ておきたい「食」が学べる映画3選!

「食」をテーマにした映画はたくさんありますが、ここでは「食」を全面に押し出してはいないけれど、根底に「食」の大切さが流れている映画を少しだけご紹介します。かなり古い作品から比較的新しい作品まで、思いつくままにピックアップしてみました。いずれもレンタルDVDなどで手に入るものばかりなので、ぜひ一度ご覧になって下さい。

「食」の根源をあぶり出す「子鹿物語」

「食」の根源をあぶり出す「子鹿物語」

「子鹿物語」は、アニメやドラマなどにリメイクされているので、すでにご覧になった方が多いかも知れません。しかし、ここで取り上げるのは1946年にアメリカで映画化された作品です。「子鹿物語」というと、少年と子鹿の交流を描いた映画だと思われがちですが、この作品は人間が生きていく上で「食」とどう向き合うのかという壮大なテーマを、開拓者の家族を通して描いています。名優グレゴリー・ペックが父親役を務め、好演している点も必見です。いまだに古さを感じない作品なので、ぜひご家族一緒にご覧になることをおすすめします。

小津安二郎の描く食卓

小津安二郎の描く食卓

海外でも評価の高い小津安二郎もまた、「家族」に焦点を当て、変わりゆく戦後の日本を描いた監督でした。数々の名作を残していますが、どの作品にも古き良き日本の食卓の風景が登場します。床の間を背に一家の主が座り、卓袱台の周りを他の家族が正座して囲んでいる。そんな日本の原風景が懐かしくも新鮮に感じられます。食事の前には、子どもたちが大きな声で「いただきます」と言い、終わるとやはり大きな声で「ごちそうさまでした」と言う。この当たり前の風景がいつからなくなってしまったのかと考えさせられます。また、当時ショートケーキが贅沢品として扱われるシーンなどを観ていると、時代の流れを感じ、昨今のスイーツブームと比較する面白さも感じられます。「食」が「家族」を結んでいた時代がこの日本にあったことをもう一度再認識すべきなのではないか…そんな感慨を呼び起こしてくれる小津作品は、観るべき名作揃いです。

「きちんと食べる」を伝える「かもめ食堂」

「きちんと食べる」を伝える「かもめ食堂」

かなり古い作品が続いたので、比較的新しい映画を少しご紹介しておきましょう。荻上直子監督の大ヒット映画「かもめ食堂」はすでにご覧になったでしょうか? 北欧のフィンランドでおにぎりを出す食堂を開いている女性が主人公ですが、ここに集まる人びとのさまざまな人生があぶり出されていきます。根底には「きちんと作ったものをきちんと食べる」ことの大切さが流れ、観終わった後に妙にお腹がすいてくる作品でもあります。また、「かもめ食堂」に続く「めがね」という作品は、前作から説明的な部分を削ぎ落とし、示唆に富み、洗練された作品に仕上がっています。この「めがね」では、おいしそうな日本式の朝食が登場しますが、こういう朝食を摂っていれば、いつもまっすぐな気持ちで素直な自分でいられる…そんなメッセージが伝わってくる作品です。与論島で撮影した映像の美しさや女優の小林聡美さんを中心とする俳優人の演技にも説得力があり、観るたびに新しい発見と出会える名作です。