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日本人が愛するブランド野菜!世界が認めたこだわりの野菜とは

世界が認めた日本の食材の中で、特に最近、注目度が高いのがブランド野菜です。日本の野菜は、安全でおいしく、高級食材として輸出されるなど世界でも人気が高まっています。国内にでも、ブランド野菜を「ウリ」にするレストランや料理店が脚光を浴びるなど、こだわりの野菜が人気を集めています。

ブラントといえば京野菜

ブラントといえば京野菜

京都で生産される野菜を京野菜と言います。京都は精進料理が発達した地域だったことから、昔から良質で味わい深い野菜づくりに取り組んでいました。しかし、生産に手間がかかるため、農家がしだいに敬遠し、ついには一部の品種を絶滅させてしまいました。そこで京都で育成されていた野菜を守るために、「41品の京都の伝統野菜」を選定し、その品質を守りながら生産を続けてきました。このうち17品目を「ブランド京野菜」と認定し、京都の優れた野菜を広く知らしめています。

その代表的な野菜を紹介してみましょう。

九条ネギ
葉の内部のぬめりが、ねぎ本来の甘味と軟らかさを引き出しています。
壬生菜
みず菜の自然交雑でできたもので葉がヘラの形をしています。特有のピリッとした辛味と香りが特長です。
京こかぶ
きめ細かで繊細な肉質と、繊細な甘みが特徴です。京漬物やかぶら蒸しなど京料理に欠かせない食材です。
賀茂なす
肉がしまって、歯ごたえの良さが特徴です。

京野菜のライバル、加賀野菜

京野菜と並んで全国的に知られているブランド野菜が加賀野菜です。ただ加賀野菜は歴史が浅く、平成9年に命名されたばかりです。しかし、白山から湧き出る清流を活かして作る加賀野菜は昔から様々な料理で活躍しています。金沢市農産物ブランド協会では、15品目をブランド野菜として認定しています。

春の野菜
たけのこ
夏の野菜
打木赤皮甘栗かぼちゃ、ヘタ紫なす、加賀つるまめ、金時草、加賀太きゅうり、赤ずいき
秋の野菜
加賀れんこん(小坂蓮根)、さつまいも(五郎島金時)
冬の野菜
二塚からしな、金沢一本ねぎ、くわい、せり

全国のブランド野菜

北は北海道の普通の農薬の半分以下で生産できるじゃがいも「キタアカリ」から、南は沖縄県で生産されるヨモギの一種「フーチバー」まで全国津々浦々でブランド野菜が誕生し、日本の食卓や料理店のメニューを飾っています。これらは、安心・安全、そして美しさも兼ね備えている野菜ばかりです。また、野菜づくりを通じて、地域振興・農業の発展にも貢献するなどブランド野菜は社会になくてはならない存在になっています。

江戸時代から伝わるブランド野菜

東京産の野菜には、江戸時代から伝わる野菜が少なくありません。亀戸大根、練馬大根、谷中生姜など、今も有名な東京産ブランド野菜は江戸時代から伝わっていると言います。特に小松菜は東京(江戸)で誕生したオリジナルの野菜でした。

小松菜はもともと青菜でした。江戸時代初期、それを品種改良したのが現在の江戸川区にあたる小松川村に住んでいた椀屋九兵衛でした。そのことからが「小松菜」と名付けられたそうです。その名付け親は、なんと八代将軍・徳川吉宗でした。当時の小松川村は鶴の猟場となっていて、猟に訪れた吉宗が、現地で食事をとったところ、地元で採れる青菜の入ったすまし汁を食した吉宗は、そのおいしさに感動し、「小松川に因んで小松菜と名付けよ」と命じたそうです。それから全国に小松菜が広がっていったようです。

日本人の野菜づくりのこだわりや野菜を愛する心は、すでに江戸時代から養われていたのです。