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西日本で一度は食べたい郷土料理4選!

誰もが「ふるさとの味」には、格別の思いがあるものです。そういった全国各地に伝わる郷土料理の中でも、現在も深く愛され続け、地元の人以外にも多くのファンを持つ郷土料理のおススメを紹介しましょう。

西日本編のおススメは、他にはない「クセ」のある郷土料理たちです。

ふな寿司(滋賀県)

ふな寿司(滋賀県)

「ふな寿司」は、寿司の元祖と言われる「なれ寿司」です。琵琶湖でとれる大型のフナ、主に「ニゴロブナ」のメスの卵巣以外の内臓を取り除き、そこへ塩を詰めて3ヵ月ほど重しをのせて漬け込みます。その後、フナを取り出してよく洗い、ご飯に塩を混ぜたものを詰め再度数ヵ月、長いものだと2年程漬け込んでから食す料理です。一般的にはフナのみを食べますが、地元ではペースト状のご飯ごと食べることもよくあります。発酵食品であるため、独特の匂いがあり、敬遠する人も多いふな寿司ですが、反面、熱狂的な愛好家も多数存在します。食べず嫌いのままではもったいない逸品です。

出雲そば(島根県)

「出雲そば」は、そばの実を皮ごと引いてつくったそば粉を用いたそばです。皮ごと引くため、一般的なそばと比べて色や香りが濃く、独特の味わいが特徴。水で冷やしたそばを3段に重ねた割子(わりご=重箱)と言われる丸い漆器の器に盛り、ねぎ、刻みのり、鰹節、おろし大根など薬味を乗せ、そばつゆをかけて食します。そばつゆにつけて食べるのではなく、かけて食べるのも特徴です。また、茹でたそばをそのまま鍋から直に器に取り、ゆで汁、そばつゆ、薬味など加えて食べる、うどんの「釜揚げ」と同じ食べ方も人気です。

からしれんこん(熊本県)

「からしれんこん」は、400年の歴史を誇る、熊本県の代表的な郷土料理です。よく洗ったれんこんの両端を切り落としてからゆでたものを陰干しし、れんこんの穴にからし味噌を詰め、数時間置いた後に衣をつけて揚げたものです。1600年代、時の藩主である細川忠利が病弱だったため、滋養強壮を目的とした献上品としてつくられたのが発祥と言われ、明治時代から一般に製法が伝わったとされています。からし味噌の独特の味と、れんこんのカリッとした食感が何とも言えない味わいを醸し出しており、お酒のつまみとして、またご飯のおかずとして、さらにお土産としても大人気の郷土料理です。

いかすみ汁(沖縄県)

沖縄県の「いかすみ汁」は、白イカと言われるアオリイカの墨で仕上げる真っ黒な汁物です。一見、食べるのに躊躇してしまう色合いですが、のぼせや頭痛、肩こり、産後の回復に良いとされ、沖縄県では、古くから、出産直後の女性が最初に食す料理がいかすみ汁でした。発祥には諸説あり、キリスト教布教のために沖縄に来ていた宣教師によって伝えられたという説もあるようです。沖縄には、いかすみ汁の他に、「クリジューシー(クリ=イカスミ、ジューシー=雑炊や炊き込みご飯など)」と呼ばれる雑炊や、「イカスミそば」など、イカスミを使う食文化が根付いており、今日も愛されています。沖縄を訪れたら、「沖縄そば」や「ゴーヤチャンプルー」とともに、ぜひイカスミ料理も楽しみましょう。