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中部日本で一度は食べたい郷土料理5選!

誰もが「ふるさとの味」には、格別の思いがあるものです。そういった全国各地に伝わる郷土料理の中でも、現在も深く愛され続け、地元の人以外にも多くのファンを持つ郷土料理のおススメを紹介しましょう。

日本の真ん中に位置する中部日本編のおススメは、独特の調理法や食べ方にも興味がそそられる魅力たっぷりの郷土料理たちです。

治部煮(じぶに)(石川県)

治部煮(じぶに)(石川県)

「治部煮」は、石川県金沢市を代表する郷土料理のひとつです。その発祥は江戸時代で、武家から庶民に至るまで広く親しまれてきたものです。鴨肉や鶏肉の切り身に片栗粉をまぶしたものと、すだれ麩やせり、たけのこやれんこんなどの旬の野菜あるいは加賀特産のものをだしで煮て、薬味としてわさびを添える椀物です。ポイントは、片栗粉が肉のうまみを閉じ込め、出汁に適度なとろみをつけるところ。四季折々の旬を楽しめる石川県の郷土料理としても全国的に知られていますが、現在では、結婚式などの祝いの膳には欠かせない、ハレの日の椀物です。

ます寿し(富山県)

「ます寿し」は、円形の器に笹を敷き詰め、その上に塩漬け後に味付けしたマスの切り身と酢飯を詰め、笹で包みこみ重しをしてつくられる押し寿司です。江戸時代の1717年、良質の越中米と神通川のアユでつくったものが始まりとされ、時の加賀藩主が8代将軍吉宗に献上したところ、その美味しさは食通であった吉宗をも唸らせたと言われています。その後、マスを使ってつくられるようになり、越中名物として広まりました。現在でも富山市の松川沿いには、たくさんの専門店が並んでおり、駅弁やお土産としても愛されています。

朴葉(ほうば)みそ(岐阜県)

「朴葉みそ」は、赤味噌にみりん、日本酒などの調味料を混ぜたものに、ねぎなどの薬味、しいたけなどを混ぜ、朴の葉にのせて焼いてつくる料理です。起源は定かではありませんが、飛騨の冬は寒さ厳しく、かなづちで割らなければならないほど硬く凍った漬物樽から取り出した漬物を、丈夫な朴の葉にのせ、囲炉裏で温めていたところ、一緒に焼いた味噌がとてもおいしかったことから、定番の料理として広まったと言われています。ご飯のお供として、ほかほかのご飯とともに食べるのはもちろん、焼肉の味付けとしても使われるなど、幅広く愛されています。飛騨牛と朴葉みその相性は抜群です。

ひつまぶし(愛知県)

簡単に言うと、小ぶりなおひつに入っている「うな丼」を、3つの違う味わいで食べることができるのが「ひつまぶし」の魅力です。ウナギは蒸さずにそのまま焼き上げた蒲焼をのものが細かく刻まれ、ご飯の上に乗せられます。食べ方は、最初は茶碗に盛りそのまま食べます。次におかわりのように2杯目を取り、薬味(ねぎ、刻みのり、わさびなど)を乗せて食べます。3杯目は薬味を乗せた上に、お茶や出汁をかけ、お茶漬けとして食べるのです。それぞれ違った味わいを楽しめるため、飽きることなく最後までおいしく食べられ、今や日本各地で愛されている逸品です。発祥は、調理したうなぎの切れ端を活用したまかない料理だったという説があります。

伊勢うどん(三重県)

「伊勢うどん」は、長時間やわらかく煮た極太のうどんに、たまり醤油や鰹節、いりこなどの出汁を加えた濃厚でやや甘めのつゆを絡めたうどんです。添えるのはきざみねぎ程度で、シンプルに食すのが特徴です。江戸時代以前から伊勢周辺の農民が食べていた地味噌のたまりをつけたうどんを、出汁を加えて食べやすくしたのが伊勢うどんの始まりと言われ、その後、お伊勢参りの参拝客にうどんを振る舞う店が出てきたことで定着した郷土料理です。お伊勢参りの際には、ぜひ食してみて下さい。