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ファミレス事典

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郷土の味がいっぱいつまったスペイン料理!スペイン料理の成り立ちとは

スペインでは美食家のことを「トリバサル」と呼ぶそうです。このトリバサルには、男性も多く含まれ、自分で料理を楽しむ人がたくさんいます。また、大食漢の多いお国柄で、一品一品の量が多いのですが、そんな大皿を数品注文してみんなで和気あいあいと取り分けながら食事を楽しむのがスペインの流儀です。そんな豊かな食文化を受け継ぐスペイン料理には、5つの地域の郷土料理から発展したメニューがたくさんあります。個性あふれる郷土食を探訪してみましょう。

地中海に面したアンダルシア地方

地中海に面したアンダルシア地方

雨の少ないアンダルシア地方では、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教という3つの宗教の影響を受けながら、食文化してきたようです。夏には冷製スープを味わい、地中海で獲れた魚やイカなどを使った揚げ物がよく食されており、酢を使ったさっぱりとした味付けも人気が高いようです。レストランは大衆食堂や居酒屋の雰囲気もつ気軽なお店が中心です。

ダイナミックなカスティージャ地方

首都マドリードが位置するカスティージャ地方は、「乾燥スペイン」と呼ばれるほどの乾燥地帯で、作物の育ちにくい土地柄です。料理には、キジやウズラなどの野鳥類や、イノシシ、シカなどの肉がよく使われ、これらをまるごと焼き上げるダイナミックなロースト料理がごく普通に食されているようです。その他、肉や豆の入った「コシード」と呼ばれる煮込み料理も郷土の味として受け継がれています。

米の伝統食が豊富なカタルーニャ地方

スペイン北東部の地中海沿岸に広がるカタルーニャ地方は、穀物、オリーブ、オレンジ、イチジクの産地として知られています。古来より水田も多く、多彩な米料理が郷土食として受け継がれてきました。様々な魚介や野菜を一緒に炊き込むパエリアは、日本で最も知られているスペイン料理ですが、これもこの地方が生んだ伝統の料理です。

獲れたての海鮮に恵まれたガリシア地方

大西洋に面したガリシア地方は漁業が盛んな海鮮の宝庫です。ゆでたタコをオリーブオイルで料理するプルポ・ア・ラ・ガジェガが名物料理で、魚を生で食べる習慣はないものの、カキなどはレモンをしぼっただけの生の状態で楽しんでいます。エンバナーダと呼ばれるスペインのパイ料理にも、この地方の場合はシーフードがよく使われます。

フランス料理の影響を受け発展したバスク地方

フランスと国境を接するバスク地方は、フランス料理の影響を受けながら食文化が発展した地域です。干したタラなど海の幸を使った料理を色鮮やかなソースで飾ることが多く、美食への感性に優れた地域性を感じさせます。串に刺したおつまみとして人気のビンチョスもこの地方で生まれたものです。また、スペインの有名シェフを数多く輩出した地域としても知られています。

本場のピッツァはナイフとフォークで食べるもの

前出のとおり、イタリアのピッツァはいわゆるレストランなどで提供されるのではなく、ピッツェリアという専門店で食べる軽食なのです。その理由のひとつは、専用の窯で焼かなければピッツァではないとの考え方が浸透していることが挙げられますが、窯のないお店はピッツァを出さず、窯をもつレストランなども存在しないのも事実です。したがって、本場イタリアにおけるピッツァは、お好み焼きのような存在だと考えればいいのかもしれません。お好み焼きは基本的にその専用の鉄板を設えた専門店で食べますよね? これとピッツァの感覚は似ているようです。さて、ピッツェリアで提供されるピッツァは円形のものが中心で、お客さんのオーダーに従い、さまざまな具が乗せてあります。これをナイフとフォークで食べるのが一般的で、日本でよく見かけるローラーの付いたピザカッターなどは使いません。また、ピッツェリアの中にはテイクアウトの専門店もあり、ピッツァの量り売りをしているお店もあります。イタリアの人たちにとって身近でなくてはならないソウルフードであることが、こうした販売形態の多様さからもうかがわれますね。