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地域毎にいろいろな食べ方があるおでん!あなたの知らないおでんの食べ方

いまやおでんは、コンビニで年中買える定番食であり、現代人にとってなくてはならない料理のひとつです。人気の理由はヘルシーなこと、アツアツが手に入ること、好きな具材を自分で選べることなどが挙げられますが、現在のような煮込むスタイルのおでんが誕生したのは江戸時代末期です。その煮込みの中に入れる具材は、明治以降バラエティの幅を広げながら、地域色豊かな郷土料理として発展します。現在も様々な地域でおでんの会が立ち上がり、伝統の味を守ろうとしています。おでんの味や具材について、地域ごとの個性豊かなおでんを訪ねる旅がしたくなります。各地域が誇るおでんの特色を探ってみましょう。

味付けと具の地域比較

おでんの出汁を大別すると、関東ではこっくりとしたしょうゆ味、関西ではあっさりとしたこんぶ出汁が伝統的に受け継がれ、人気を集めているようです。もう少し細かく見ていきましょう。地域のくくりに少々ばらつきがありますが、おでん旅の参考にして下さい。

北海道
北海道

夏には、つぶ貝、大根、さつま揚げなどをクシに刺して、昆布出汁で火を通し、生姜入りの味噌ダレをかけて食べる。冬にはクシには刺さず関東風のいわゆる「関東煮」のスタイルが中心となる。山菜が入ることもある。

青森市
味付けや生姜味噌ダレを使うなど北海道との共通点が多いが、薄くて大きな「大角天」と呼ばれるさつま揚げや「ねまがりだけ」という名の細長いタケノコが用いられる。
関東
関東

多くの人が最初に思い浮かべるのは、関東風のおでん。別名を関東煮(かんとうだき)といい、市販のおでんつゆや、出汁とともにパッケージされた調理済みのおでんのほとんどが関東スタイルだ。

静岡県
もともとは駄菓子屋さんの店先の大きな鍋の中でクシに刺したさまざまなおでんが夏冬問わずに売られていた。いまでは、駅前などにおでん専門店も登場している。お客さんは好きなものを皿にとって、鍋の中の別の器に入った味噌ダレをつけ、青のりやだし粉をふりかけて食べるのが伝統的なスタイル。出汁は牛すじからとり、醤油ベースのしっかりとした味付けがされている。具の中で特徴的なものに、黒はんぺんや豚の白モツなどがある。
飯田市
長野県南部の飯田市とその周辺では、みじん切りのネギを醤油に漬け込んで作るネギダレをかけて食べるのが一般的。
愛知県
八丁味噌を使った出汁で大根、コンニャクを真っ黒になるまで煮込む個性派のおでん。一部の居酒屋などで根強い人気がある。
富山市
最近、関西風の白だしに具材を入れて煮込み、白とろろ昆布をかけるスタイルが広まりつつある。薄切りにしたコンニャクや細いタケノコ、白えびの入ったつみれなど、地方色を強く打ち出した具材が人気。
関西
いわゆる関西風おでんにのみ登場する具材としてはコロが有名。これは鯨の皮を乾燥させたものである。ほかに京都では湯葉が、和歌山では「ほねく」という名のタチウオから作ったさつま揚げが定番。
四国
讃岐うどん店には大きなおでんの鍋が置かれ、お客さんは好きなものをとって食べる。これでうどんの待ち時間も気にならず、栄養のバランスもとれる。クシ刺しのスタイルは静岡と共通するが、つけるのはからし味噌が中心。
九州
九州

熊本では馬のすじ肉、鹿児島では小判型のさつま揚げ、大豆もやしなど個性的な具が使われることが多い。

沖縄県
名物の豚足やソーキそばがおでんの具材として使われ、薬味に米国産のマスタードが用いられることもある。