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レストラン事典

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焙煎カレーとステーキが有名なレストラン「ふらんす亭」

ふらんす亭は、1978年(昭和53年)に松尾治氏が東京の下北沢で創業しました。もともとカレー屋として開店し、現在は焙煎カレーとステーキを主力商品とするレストランです。特に佐世保名物のレモンステーキがおなじみで、さっぱりとした食べ味で人気となっています。

味もサービスも妥協しない「ふらんす亭」

味もサービスも妥協しない「ふらんす亭」

フランス料理ではない洋食屋なのに「ふらんす亭」という変わった店名は、創業者の松尾治氏が修業した九州の佐世保にあった名店に由来します。アメリカの軍人がステーキやワインを食べていたり、接待などで使われたりする高級店でした。松尾氏は大学入学の際に東京に向かう途中で立ち寄り、高級店にもかかわらずカレーひとつを注文した松尾氏にも丁寧に温かい対応をしてくれたことに感動。大学卒業後に飲食店を開こうと考え、1年間限定で修業を受けました。1978年(昭和53年)に東京の下北沢で10坪のカレー屋をオープンするにあたって、味も接客サービスも妥協しないという強い思いを込めて名付けられました。

ステーキがターニングポイント

ふらんす亭開店から4年間、思うように軌道に乗らず厳しい経営状態が続きました。ターニングポイントとなったのは、新メニューとしてステーキを出したとき。若者が多い下北沢のお客さんに、カレーのビーフが多いことが喜ばれると気づき、それなら思い切り食べられるメニューをということで売り出したことで、売り上げを伸ばしました。

2000年(平成12年)にフランチャイズ化して、BSE(牛海綿状脳症)問題をきっかけに、牛肉を扱う業態だけでは立ち行かなくなる可能性があると考え、居酒屋やイタリアン、ラーメン、カフェなど他業態にも展開していきました。2006年(平成18年)には直営店75店舗、フランチャイズ100店舗の規模を誇りました。その後、紆余曲折を経て、現在は「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」などを運営する株式会社エムグラントフードサービスの井戸実社長が個人で株式の100%を取得した、株式会社フードデザインが経営権を持っています。

佐世保名物レモンステーキ

看板メニューのレモンステーキは佐世保の名物料理で、薄切りのステーキ肉にレモン果汁がたっぷり入った特製醤油ベースソースをかけたもの。全国的な知名度は高くないものの佐世保では一般的な料理で、にんにくや秘伝のスパイスを使用してクセになる味と好評です。もうひとつの看板メニューである牛すじ入りふらんす亭カレーは、肉料理と相性の良いカレーを提供するべく開発されました。新しく一新されたふらんす亭カレーは、トロトロになるまで煮込んだ牛すじと牛バラ肉を使い、調理の初期には水を使わないことで肉と野菜の旨味を凝縮させています。隠し味のかつお節とさば節が絶妙にマッチしたバランスが人気です。

また、創業当時のカレーが懐かしい方には、「松蔵ふらんす亭」の通信販売がおすすめ。創業者の松尾治氏が当時の味を忠実に再現したカレーの他、ふらんす亭レモンステーキソースなどを販売しています。ホームページでは、レモンステーキのレシピや当時のカレーのおいしさの秘密などが紹介されています。