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中華料理店事典

中華料理店事典

餃子の王将

1967年(昭和42年)に京都の四条大宮王将フードサービスがスタートさせた「餃子の王将」。創業以来、京阪神を中心に全国に積極的に出店し、今ではリーズナブルに中華料理が味わえる大衆中華料理店として老若男女を問わず幅広い世代に人気を博しています。駅前や繁華街、ショッピングビル内などはもちろん、郊外型や高速道路のサービスエリアなどにも積極的に出店し、2015年(平成27年)2月現在は直営店466店舗、フランチャイズ店228店舗の全694店を展開する巨大チェーン店となっています。

メニューと各店舗の特色

メニューと各店舗の特色

チェーン展開する飲食店の中でも特に「餃子の王将」らしさが感じられるのは、一部の店舗を除いた各店舗がオープンキッチンを持つことで、大半のチェーン展開の店で採用されているセントラルキッチンスタイルではなく、店舗調理スタイルを取り入れている点です。そのため地域性や客層など、個々の店の客のニーズに合ったメニュー構成やセットを販売することができるからです。

全店共通メニューの他、各店舗の店長が考案した「ご当地メニュー」など、店ごとにオリジナル性のあるメニューが用意されているのをご存知でしょうか。関東エリアと関西エリアではタレの味を変えるといったこだわりの他、制限時間内で料理を完食すると料理代金が無料になるチャレンジメニューを用意するなど、サービス内容も店舗ごとに異なるのがユニーク。そのなかでもよく知られるのは、30分間皿洗いをすることによって無料で食事ができるサービスで、「餃子の王将」発祥の地である京都は学生が多いため、出町店ではこのサービスが伝統として長く続いています。また、1商品につき別途10円の容器代を支払えば一部のメニューを除きテイクアウトもできる手軽さや利便性も人気をあと押ししている理由のひとつです。

メディアとのコラボも多数

「餃子の王将」は全国区での知名度を誇るため、TVなどの番組で特集を組まれる他、話題に上ることも数多い企業です。特定の店舗で番組とのコラボレーションメニューが期間限定で販売されることや新人研修の様子などが特集で紹介されることもあり、それだけ視聴者にとっても身近な企業であると言えるでしょう。

「大阪王将」との違い

街中で「大阪王将」と看板を掲げる中華料理店を見たことがある人も多いのではないでしょうか。こちらは王将フードサービスが運営しているのではなく、王将フードサービス創業者の親類が立ち上げたイートアンドという会社が展開しているチェーン店になります。この「大阪王将」が「餃子の王将」の創業地である京都に出店した際には「餃子の王将」と名前が似ているので紛らわしいと名前を巡って裁判となりましたが、裁判所の勧めによって最終的には和解しています。

成功の陰には失敗も

多数のチェーン展開を成功させた企業として知られる「餃子の王将」にも、過去には出店で失敗した経験もありました。主だった物では「いけすの王将」という名の和食部門や1987年(昭和62年)から参入した回転寿司事業ですが、どちらも予定した程の集客ができずに撤退しています。また、2005年(平成17年)には中華料理の本場である中国に出店、最大6店舗まで展開しましたが、結果的に日本の中華料理の味が受け入れられず、撤退を余儀なくされました。

「安心」にこだわる食材選び

他の飲食店やホテルのレストランにおいての食品偽造問題を受け、「餃子の王将」では2014年(平成26年)10月8日より、餃子の主要食材と麺に使用する小麦粉をすべて国産化することになりました。どちらも自社工場で生産することで品質を高く保ち、ホームページにて使用小麦の産地を開示するなど、食の安全に取り組むこだわりを見せています。