ご希望の飲食店情報を無料で検索できます

クックドア

文字サイズ

中華料理店事典

中華料理店事典

「中華料理店」とは

日本では中国の料理を主に提供する飲食店を「中華料理店」と呼びます。しかし、ひとくちに「中華料理」と言っても、地方によって様々です。場所によって調達できる素材も違えば、主要な調理方法なども異なります。一方で、どの地方の中華料理にも共通していることもあります。地方による違いや共通点などをふまえながら、中華料理店とはどんな物かについて概要をまとめました。

地方料理による分類

地方料理による分類

中国の料理は、国土を大きく東方、西方、南方、北方の4つに分けて考えるのが一般的です。この地方の違いにより、特色が大きく異なります。日本にある中華料理店では、このうちいずれかの地方料理に絞った店や、各地方のなかのさらに狭い地域の料理に限った店、どの地方の料理も味わえる総合的なメニュー構成を採用している店もあります。

東方料理

中国の中東部にある、揚子江流域の地域で生まれた料理。上海、南京、蘇州などの都市もこのエリアに含まれます。

西方料理

他の3つの地方と違い、海に面していない内陸部の地方の料理です。四川、雲南、貴州などがこの地方にあります。

南方料理

福建省から広東省にかけて、中国の南の海に面した地域の料理。香港が含まれ、外国との交流が盛んであることや、新鮮な食材が豊富に調達できることから、変化に富んだ料理が多いと言われます。

北方料理

北方料理は、北京料理のことです。この地方が首都になる以前の素朴な料理に、宮廷料理、各地の郷土料理などが融合した料理とされています。

店の雰囲気や格による分類

例えば、フランス料理では格式の違いによって「レストラン」、「ビストロ」などと呼び名が変わります。中華料理にも格式を大切にする高級店から、カジュアルにどんな服装でも入れる食堂まで、店によって格がありますが、国内の中華料理店では店名によってその違いを判断することは難しいようです。実際に店を訪れたり情報を集めたりしてメニュー構成や価格、求められるマナーの有無などを確認することで判断するのが一般的です。

お祝いのシーンでは、円卓を囲んで前菜、スープ、大菜…とコースを優雅に楽しむ高級な中華料理店。ランチタイムには定食や丼料理をリーズナブルな価格で素早く出してくれる食堂。ラーメンなど特定のメニューにこだわりたいときは専門店へ、と選んで利用することができます。

中華料理店の店名の本来の意味

「〇〇閣」、「〇〇楼」、「〇〇飯店」、「〇〇餐館」、「〇〇記」といった中華料理店の店名の末尾によく見られる1~2文字の漢字は、中国本土では店の格や位置付けといった意味が込められていることが多くあります。中国では「閣」や「楼」は2階建てなど見晴らしの良い建物、「飯店」はホテル、「餐館」は高級なレストラン、「記」は日本の「屋」に似た意味合いを持ちます。

しかし、日本で営業している中華料理店の店名はこうした意味合いと無関係であることが多いようです。