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喫茶店・カフェ事典

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かつて紅茶は薬用に使われていた!?紅茶の成分・効能をご紹介

紅茶には、身体に働きかける成分が豊富に含まれており、17世紀にはオランダ人医師が紅茶の身体に及ぼす影響を証明し、イギリスでは薬用として扱われていたこともあります。疲労回復などを助けるカフェインや、抗酸化作用があるとされるタンニンといった成分が代表的ですが、他にもたくさんの効果が期待できると言われています。その逆に、紅茶は私たちの身体に影響を与える飲み物として認識し、注意すべき点もあります。こちらでは、紅茶の成分や主な効能などを見て行きましょう。

紅茶の成分

紅茶の成分

紅茶には、大きく分けて3つの成分が含まれています。

タンニン
カテキンやポリフェノールなどの近年身体に良いと話題の成分を含んでいる、渋みの一種です。このポリフェノールの一種「紅茶フラボノイド」は抗酸化物質として知られており、細胞を酸化させて様々な病気を引き起こす活性酸素を抑える働きがあります。
カフェイン
紅茶の茶葉には、コーヒー豆の約3倍のカフェインが含まれています。カフェインは大脳の自律神経を興奮させる作用や覚醒作用があることは広く知られていますが、同じく疲労回復、皮下脂肪の燃焼や新陳代謝を促す働きもあります。
テアニン
「テアニン」とはたんぱく質の中のアミノ酸の一種で、紅茶の甘みやうまみとなる成分です。さらにアミノ酸には血圧の上昇を防ぐことやストレスを和らげるなどの精神安定・リラックス作用があるとされています。
その他成分

フッ素…歯のエナメル質を強くする

カリウム…便秘解消やデトックス作用がある

ビタミンB群…皮膚疾患や口内炎を防ぐ

カロテン(茶葉のみ)…抗酸化作用

紅茶の主な効能

成人病の予防
抗酸化作用のあるカテキン、紅茶フラボノイドを摂取することにより、成人病を引き起こす原因である血中コレステロールや動脈硬化、血糖上昇を抑制する効果が期待できます。さらに、高血圧病や糖尿病にも効果があると言われています。
がん予防
酸化を防ぐだけではなく、細胞の機能を維持するという働きを持つ抗酸化作用の成分は、がん予防に効果的とされるビタミンEの約20倍効果があると言われています。
食中毒の防止
紅茶に含まれるカテキンは、細菌性食中毒を引き起こす大腸菌などを抑制します。カテキンの殺菌効果は非常に高く、1mlのお茶は3~5時間で1万個のO-157を死滅させると言われています。
ダイエット・老化防止
新陳代謝を促すカフェイン、体内の老廃物の排出を助けるカリウムや、細胞の酸化を防ぐタンニンが含まれることから、美しい身体と美肌作りといった女性に嬉しい効果もあります。
虫歯予防
カテキンは、虫歯や歯槽膿漏の原因ともなるミュータンス菌や乳酸桿菌の殺菌にも有効ということが分かっており、さらに微量ながらも紅茶に含まれるフッ素は歯のエナメル質を守る働きがあります。
風邪予防
カテキンの殺菌作用を利用し、出がらしの紅茶でうがいを行なうことは風邪の予防に繋がります。また、完全発酵茶である紅茶は体を温める働きもあります。

注意点

紅茶には様々な効能があることが分かっていますが、紅茶を摂取する上で特に気を付けたいのがカフェインの量です。カフェインには、腸を刺激する作用や胃酸の分泌を促す作用があるため、胃腸の調子が悪いときなどは避けるのが無難でしょう。また、個人差はありますが就寝前の紅茶は睡眠の妨げになる場合もあります。薬として扱われていた程人体に強い影響を与える飲み物だからこそ、身体の調子を考慮しつつ適量を摂取することが重要と言えるでしょう。